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Eclipseで邪魔な吹き出しを無効化する方法 コンテンツアシスト


Eclipseでコードを書いていると、入力中にソースファイル内で定義されている変数が吹き出しで表示されてしまいます。

デフォルト候補 がありません。

入力中にこの様な吹き出しが表示されます。

かなり邪魔です。

 

入力保管の機能でEclipseでは、コンテンツアシストと呼ばれています。

ただ、非常に邪魔臭いので無効化しておくことをおすすめします。

ウィンドウ > 設定

PHP(プログラム言語) > エディター > コンテンツ・アシスト > 自動有効化  > 自動有効化を使用可能にする

のチェックを外します。

 


EclipseでPHPのコードを編集する時のフォントを変更する


EclipseでPHPのコードを修正しようとエディタを開くと、デフォルトの設定では非常に見辛くなっています。

私は、長時間モニターを見ていても目が疲れ辛くなる様に背景色を黒、文字を緑に設定しています。

では、Eclipseではどう設定すれば良いのかメモっておきます。

メニュー > ウィンドウ >設定

設定ダイアログが起動したら

PHP > エディタ > 構文の色の指定

右側に「構文要素」という項目があるのでそこにフォーカスを当て、矢印キーを上限させます。

すると対応する箇所に割り当てられているフォント(太字、斜体、取り消し線、下線)が右側に反映されます。

斜線は見辛いので全て外しておく事をおすすめします。

同様にHTMLのエディタのフォントを変更する場合

設定 > Web > HTML ファイル > エディター  > 構文の色指定

から行う事が出来ます。

 


Eclipseでリモート・システム・エクスプローラーを表示する方法


Eclipseを使用して久しぶりにWEBサーバ上のPHPスクリプトを修正する機会がありました。

久しぶりに触るのでEclipseのリモートシステムエクスプローラーの設定を忘れていたのでメモしておきます。

新規>その他>リモートシステムエクスプローラー

ホスト名を入力し終わったら、次の設定を行います。

これをしないとリモートシステムエクスプローラーでWEBサーバのPHPスクリプトとか見えないので注意しましょう。

右上にある小さなアイコンをクリックします。

「パースペクティブを開く」>リモート・システム・エクスプローラー

を選択し「開く」をクリックします。

成功するとこんな感じで接続先のWEBサーバが見えます。

リモート接続する際には、

FTP接続とssh接続を選ぶ事が出来ます。

接続先が海外サーバの場合、ssh接続を使用した方がコード編集が終わって、 Control + Shift + Sでソースファイルの一括上書き保存が完了するまでの時間が早いです。理由はいまいちわかりません。

Eclipseでリモート接続するとサーバ上のコードを直接編集する事が出来ます。いちいちローカルで編集したコードをWinSCPなどでアップロードする手間が省けます。

Visual Studio CodeよりもEclipseのリモートシステムプロジェクトを使用した方が使い勝手も良いのでおすすめです。

 


Windows 10 にPHP 5.6 (5.6.35)の環境を構築した時のメモ書き


古いPHP 5.6 をWindows10 64bit環境に構築した時の備忘録です。

PHPモジュールのダウンロードを行う

以下からPHPのモジュールをダウンロードします。

https://windows.php.net/download/

VC11 x64 Thread Safe (2018-Mar-30 00:05:38)

という項目があります。

そこのZipをクリックしてダウンロードします。

No Thread Safe ではなく Thread Safe です。

しばらくすると

php-5.6.35-Win32-VC11-x64.zip

がダウンロードされます。

解凍します。

PHPの実行にあたりWindows環境では、日本語などのマルチバイト文字が含まれていると正常に動作しない場合があります。

そこで、Cドライブ直下に以下の通りディレクトリを作成します。

c:\php\5.6

その中に解凍して出来たPHP関連のファイルを全て移動させま

す。

こんな感じです。

php.iniの基本設定

Windowsでphpを動かす場合、php.iniに必要に応じて色々と設定を行っていきます。

php.iniを書き換えたらApacheを再起動する必要があります。

再起動しないとphp.iniの書き換えは反映されないので注意しましょう。

PHPを展開したパス上に

php.ini-development

→開発環境

php.ini-production

→本番環境

の2つのphp.iniの雛形があります。

php.ini-development をコピーして php.ini にリネーム保存します。

php.iniに設定情報を記述していきます。

date.timezone

date.timezoneの部分を

date.timezone = “Asia/Tokyo”

と書き換えます。date関数などを使う場合には設定をする必要があります。

extension_dir

; extension_dir = “ext”

となっているのを
extension_dir = “C:\php\5.6\ext”

に書き換えます。

phpの拡張ライブラリを使用する場合には、extension_dirでローカルのパスを指定し直します。

extension=php_gd2.dll

画像生成をPHPで行う場合、php_gd2.dllのコメントを外して画像ライブラリを有効にする必要があります。php_gd2.dllが無効の状態で画像生成系のコードを書くと

Fatal error: Call to undefined function imagecreate() in

といったエラーが出てしまいます。

 

環境変数でPATH(パス)を通す

タスクバー上にある〇をクリックして、

コントロールパネル

と入力します。

すると、コントロールパネルのリンクが表れるのでクリックします。

コントロールパネルが起動したら

システムとセキュリティ > システム 

と辿ります。

システムの詳細設定をクリックします。

システムのプロパティダイアログが起動したらその中にある

環境変数(N)…

をクリックします。

環境変数のダイアログが起動したら、その下部分に

システム環境変数(S)

という項目があります。

右側のスライダーを下にずらすと

Pathが見つかるので、選択し

編集(I)…をクリックします。

環境変数名の編集ダイアログが起動します。

新規(N)ボタンをクリックします。

ダイアログの下部分に入力枠が現れるので、さっき移動させたPHPのパス

c:\php\5.6

を指定し、OKボタンをクリックします。

これでPHPのパス通し(環境変数の設定)は完了です。

PHPのパスが正常に通ったか確認する

Windows + R

をクリックして、

cmd

と入力しOKボタンを押します。

これは、WindowsにおいてDOS画面を起動するショートカットコマンドです。

DOS画面が起動したら

php -v

と入力し実行します。PHPのバージョンを確認するコマンドです。

PHP 5.6.35(cli) (built : Mar 29 2018 14:27:15 )

Zend Engine v2.6.0, Copyright(c) 1998-2016 Zend Technologies 

こんな感じで表示されればOKです。

[test.php]

<?php

$s = “はげ”;

var_dump($s);

?>

こんな感じで、PHPファイルを作成してDOSから

php test.php

とコマンド発行します。

パスを通す事によってDOS画面からphpと入力した時に

c:\php\5.6 

の中にある php.exeを使ってPHPスクリプトが実行される様になります。

初心者の中にはパスを通すという意味がちょっと分かり辛いという人も多いかもしれませんが、要はこんな事です。

あとは、Apacheなどをインストールして実際にブラウザからPHPのテスト実行をすると良いでしょう。

ApacheとPHPを連動させる

ここまででPHP設定が出来たので実際にApacheと連動させ、ブラウザ上でも正常動作する事を確認したい場合、次のApache環境構築のページを参照ください。

WINDOWS10にAPACHE2.4(アパッチ)をインストールした時の手順など

 

 


Eclipse Platform Version: Oxygen.2(4.7.2)で設定のインポートとエクスポートをする方法


Eclipseの設定を他の端末にもコピーしたい場合があります。

いちいち設定をするのは面倒ですからね。

本来であればElipseのフォルダごとコピーして、別端末にコピーできれば良いのですが、Eclipseはディレクトリ階層が深く、またファイル名も長い為にWindows環境ではエラーになります。

A端末のEclipseの設定をB端末(新環境)にも簡単に設定する方法をまとめておきます。

手順としては、

A端末でEclipse設定ファイルをエクスポート

B端末でエクスポートしたEclipse設定ファイルをインポート

とたったこれだけでOKです。


Eclipse設定をエクスポートする方法

ファイル > エクスポート > 一般 > 設定 を選択し 次へ(N) >

すべてエクスポート(A)にチェックが入っている事を確認し

宛先設定ファイル(P):

の「参照(R)…」をクリックしてeclipseの設定ファイルのエクスポート先を指定します。

例)
eclipse_setting_20180303.epf

eclipseの設定ファイルの拡張子は、*epfです。

完了(F)をクリックすると設定ファイルが指定パスに保存されます。

Eclipse設定をインポートする方法

ファイル > インポート > 一般 > 設定 >次へ(N)

設定のインポート
ローカル・ファイル・システムから設定をインポートします。

というダイアログが起動するので

ソース設定ファイル(P):

の「参照(R)」をクリックして、エクスポートした時のeclipseの***.epfファイルを選択し

完了(F)をクリックする。


Eclipse 4.7 Oxygenで1つのソースファイルを左右に並べて表示する方法


Eclipse 4.7 Oxygenでは、エディタ画面分割方法が変わった

2017年7月23日時点で最新のEclipse 4.7 Oxygenで、1つのソースファイルを上下・左右に分割して表示する方法をご紹介します。

大規模なシステムになると必然的にどうしても1つのソースファイルの行数が大きくなって来てしまいます。

そんな場合には、エディタを分割表示する事で開発効率があがるので覚えておきましょう。

Eclipse 4.7 Oxygenで、エディタを左右・上下に分割して表示する方法その①

一番手っ取り早いのはエディタのクローンを作るという方法です。

実際にこの画像を見てもらった方が良いですね。

エディタを分割したいソースファイルのタブを選択し

メニュー(W) > エディター > クローン

とする事でエディタがもう1つ起動します。

2つのエディタを左右にドラッグして並べる事で1つのソースファイルの上段と下段を同時に身ながらソースコードを編集する事が出来ます。

よく使う機能なので覚えておきましょう。

Eclipse 4.7 Oxygenで、エディタを左右・上下に分割して表示する方法その②

左右に並べて表示したいソースファイルを開きます。

開いたら、

メニュー > ウィンドウ(W)  >

エディター分割の切り替え(水平方向) Ctrl + \

エディター分割の切り替え(垂直方向) Ctrl + [

のどちらかを選択します。

Ctrl + \Ctrl + [ はショートカットコマンドです。

\」となっているのは、円マークのキーです。

WEBサイト上で円マークを表示する事が出来ない為、「\」と表示されてしまっています。

垂直方向にエディタを分割してみました。

同じスクリプトファイルがしっかり左右に並んで表示されています。

Eclipse 3.7 Indigoでエディタを分割する方法

昔のEclipse (3.7 Indigo など)の場合、ソースファイルを開いて、タブの上で

右クリック > 新規エディタ

とする事で可能です。

Eclipse 4.7 Oxygenのアクシジャンについて

oxygen ・・・[化]酸素

の意味です。

Eclipseはリリースするバージョンごとにコードネームが割り当ててられています。近年では割り当て可能な名前が尽きて来たのか元素記号が割り当てられる様になってきました。

3.7  2011/06/22  Indigo

4.2 2012/06/27 Juno

4.3 2013/06/26 Kepler

4.4 2014/06/25 Lunar

4.5 2015/06/24 Mars

4.6 2016/06/22 Neon

4.7 2017/06/28 Oxygen

 

こうして見てみると毎年6月頃にEclipseは最新バージョンがリリースされている様です。Eclipseの出始めの頃は色々とバグだらけで使い辛かったのですが、最近はかなり使いやすくなってきました。

昔のEclipseは英語が標準で、日本語化する為には、プラグインをどこぞの海外サイトからダウンロードして設定しなくちゃいけなかったりとかなり面倒でした。

最近は本当に便利ですね。

 

 


Eclipseでソースファイル内の文字列を一括置換する方法


ソースファイル内の一括置換を行う

Eclipseで開発をしていると、DBのテーブル名を誤って定義していた事に後から気付いて、テーブル名を修正した場合、ソースファイルも修正をしなくてはならなくなります。

ただ、チマチマと手動修正だと手間暇がかかるのでEclipseの一括置換機能を使うと便利です。

その手順を纏めておきます。

Control + F を押します。すると「検索/置換」ダイアログが表示されるので

検索(F):{置換対象の文字列}

次で置換(E):{置換後の文字列}

を指定したらすべて置換(A)をクリックします。これでソースファイル内から指定した条件で一括で文字列を置換する事が出来ます。便利な機能なのでマスターしておきましょう。

Eclipseで指定した範囲内で文字列の置換を行う

ソースファイル内の特定の関数・範囲の中のコードだけを一括置換対象としたい場合には、以下の手順で指定した範囲の中で一括置換を行う事が出来ます。

ここでは、選択した関数(function)の中での文字列置換を行います。

Control + F

を押して「検索/置換」ダイアログが起動させます。

検検索(F):{検索する文字列}

次で置換(E):{置換後の文字列}

そして、スコープの中にある「選択された行」にチェックを入れます。

そして「すべて置換(A)」をクリックすれば、指定した範囲内の文字列の一括置換が出来ます。

この置換関係は開発時に使う頻度も高い便利な機能なので必ず覚えておきましょう。

 

 

 


Eclipseでリモート接続中のプロジェクトのソースコードなどを一発でバックアップする方法


Eclipseのエクスポート機能を使えば簡単

Eclipseのエクスポート機能を使うと簡単にソースファイル群を圧縮してローカルにダウンロード保存する事が出来ます。

その手順を纏めておきます。

PHPエクスプローラーからバックアップを行いたいプロジェクトを選択します。

その上で右クリック > エクスポート(O)

eclipse-bk_1

 

エクスポート

選択

リソースをローカル・ファイル・システムのアーカイブ・ファイルにエクスポートします。

というダイアログが表示されます。

一般 > アーカイブファイルを選択 > 次へ(N)

eclipse-bk_2

宛先アーカイブ・ファイル(A) の右側にある参照(R)…を押して圧縮したファイルの保存先パスを指定します。圧縮ファイルの名前にバックアップした日付を含めておくとバックアップ日付が分かりやすくてお勧めです。

hoge_project_20161215

eclipse-bk_3

とまー、こんな感じで手軽にEclipseのエクスポート機能を使うとソースファイルのバックアップが出来ます。

ただし、サーバ上に複数のプロジェクトファイルなどがあり、それらをくっつけて一纏めにして保存をしたい場合には、TeraTermでサーバに接続し圧縮して保存をした上でWinSCPでダウンロードした方が効率が良いです。

TeraTermでファイル群を圧縮するコマンド

tar czvf {圧縮保存したファイルの名前} {圧縮保存したいディレクトリ}

例)

tar czvf new_hoge_file_name.tar.gz  hoge_file1 hoge_file2 hoge_file3

圧縮対象のディレクトリ・ファイルはスペース区切りで複数指定する事が出来ます。


EclipseでWEBサーバ上のソースコードを直接編集するには?


WEBサーバ上のソースファイルを直接Eclipseでいじる方法

EclipseのRSE(Remote System Explorer)を使ってサーバに接続します。リモートシステムエクスプローラーと読みます。

メニュー > ファイル > 新規 > その他

ウィザードを選択

リモート・システムへの新規接続を作成します

というダイアログが表示されるので、表示されたら

その中にある「リモート・システム・エクスプローラー」をクリックします。

するとそれが展開されて接続が表示されるのでクリックします。

eclipse-rse-1

 

次へ  > リモート・システム・タイプの選択ダイアログが起動します。

一般 > SSH のみ > 次へ

ホスト名:host_name

接続名:host_name

説明:host_name

こんな感じで入力して完了を押します。

次にリモートシステムエクスプローラーのパースペクティブを開きます。

メニュー > パースペクティブを開く > その他

eclipse-rse-2

リモートシステムエクスプローラー > OK

するとメニューにリモートシステムエクスプローラーのリンクが表示される様になります。左右にドラッグする事で幅を調節する事が出来ます。

Eclipseでは何かの操作を行う事に特化した作業ウィンドウをパースペクティブという呼び方をしています。

eclipse-rse-3

ソースコードが表示されたら右クリック > プロパティ(R)

eclipse-rse-4

 

eclipse-rse-5

デフォルトでは、UTF8になっていますが、ソースコードを開いた時に文字化けする場合には、MS932(SJISの様です。)を選択すると文字化けが改善される場合があります。それでも文字化けする場合、いろいろと試してみてましょう。

 

続いて、ソースコードの上で右クリック > アプリケーションから開く > PHP エディター を選択します。

その他をクリックしてその他のエディタを選択してもよいでしょう。

eclipse-rse-6

 

するとPHPエディタがEclipse上で起動するので、ソースコードを編集します。編集が完了したら Control + s  を押して上書き保存しましょう。

RSE(リモートシステムエクスプローラー)で接続し、ソースコードを編集して保存した場合、ダイレクトにWEBサーバ上のソースコードに対して上書き保存されます。

Windows 環境でソースコードを編集して、WinSCPなどでサーバにアップロードするといった面倒な事をする必要が無いので便利です。

EclipseでPHP開発を行う場合には、RSEの利用は必須と言えます。


Eclipseでリモートシステムエクスプローラーで接続する場合の注意事項


Eclipseでさくらインターネットで契約しているサーバにリモート接続をしようとしたところ、ユーザ名(ID)とパスワード(オプション)の組み合わせが間違っているとエラーになってしまいました。

eclipse-name

 

さくらインターネットでkomaneti.sakura.ne.jpという名前で契約をしている場合には、

ホスト名 → komaneti.sakura.ne.jp

ユーザID(名) → komaneti

パスワード → {設定したパスワード}

になります。今回私がうまく接続できなかった原因はユーザID(名)に komaneti.sakura.ne.jpと設定していた為です。正しく、komanetiと設定したところエラーは解消されました。

 

リモートシステムエクスプローラーはeclipseにおいて代表的な便利な機能の一つです。10年位前のPHPでの開発では、ローカル環境を構築してPHPが正常に動く様になって初めてWEBサーバに転送していましたが、これは二度手間です。

 

展開先のサーバに直結してPHPコードを直接書いてしまった方がスマートです。ローカル(Widows)とサーバとの環境が違う以上、展開先のサーバで開発をしてしまった方が本番リリースした後になって環境差異によるトラブルを未然に防ぐことが出来るからです。まだリモートシステムエクスプローラーを使ったことが無いという人はこの機会に使ってみてはいかがでしょうか。