今最も需要が高いサービスの一つとして旧メディア媒体の整理・処分などがあります。
これは例えば、ビデオテープやカセットテープ、MDやフロッピーディスクなどをDVDに移し替えるサービスです。
およそ20年前はDVDが市販されていなかったため、ビデオテープやカセットテープが主な電子記録媒体でした。
それを最近処分したいとかデジタル化して保存したいなどという要望が多く寄せられています。
大手家電量販店のヤマダ電機ではこのサービスを記録媒体1つにつき980円からの価格で提供しています。
ところが、大量にビデオテープやカセットテープなどをお持ちの方はこれではとても高額な価格になります。
そこで、大手の販売店や代理店などに頼らず時間さえあれば自分でDVDに出来る方法を説明したいと思います。
まずはビデオテープの内容をDVDに保存する方法です。
こちらは、ビデオデッキとDVDドライブ付きのパソコンそして専用の変換ケーブルを購入すれば準備完了です。
専用の変換ケーブルは市販の家電量販店で3,000円もあれば購入可能です。
なお、購入前に変換ケーブルに対応するパソコンの機種やOSは必ず確認しましょう。
手順は、まず購入した変換ケーブルにソフトウェアが梱包されていたらそれをパソコンにインストールします。
そして、変換ケーブルの出力側をビデオデッキに接続し変換ケーブルの入力側をパソコンに接続します。
そうすると、パソコンの画面上でソフトウェアを立ち上げると録画のボタンがありますので、
そのボタンを押すとパソコンへの録画が始まります。なお直接DVDに書き込みを行うことも可能です。
ビデオテープをビデオデッキで再生した後にパソコンの録画ボタンを押し終わったらストップボタンを押して終了です。
また、パソコンで録画している最中にパソコンの画面で再生状況を見て編集することもできます。
仮に録画に失敗してもあくまでもコピーですのでビデオテープ内のデータは消えません。
また、カセットテープの内容をDVDに保存する場合もほとんど同じ流れになります。
こちらの場合は、変換用のカセットテープレコーダーを購入するため一括で5,000円ほどかかりますが、同じく購入時に梱包してあるケーブルを利用してパソコンとカセットテープレコーダーを接続します。
また、音声はmp3が標準仕様になっていますので、スマートフォンでカセットテープの音声を聴くことも可能になります。
以上、簡易的な説明になりましたがこのような手順で家電量販店に依頼するより、格安で何本でもデータに変換することが出来ます。