YouTubeなどでPremiere Proでモザイクを掛ける方法を紹介している動画がありますが、バージョンが古かったりして2017年時点の最新のPremiere Proとはモザイクのかけ方が異なっています。
また、Adobeの公式サイトの動画も自己満足な解説で分かり辛かったです。ノウハウツリー管理人のメモとして残しておきたいと思います。
2017年6月17時点の最新バージョンのPremiere Proでモザイクをかける方法を順を追って解説します。
このページでは、Premiere Proに標準で備わっている簡単にモザイクを掛ける方法をメモします。
では早速行ってみましょう。
Adobe Premiere Pro CC の自動追従モザイク機能を行う手順
Adobe Premiere Proの自動モザイク設定はびっくりする位簡単です。
ガキの使いやあらへんでを見ていたのですが、山ちゃんにモザイクを掛けたくなったので、今回はPremiere Proを使ってサクッとモザイクを掛けてみます。
シーケンスパネルに動画を配置します。
こんな感じでシーケンスパネルに動画をドラッグして配置します。
これから
- エフェクト
- エフェクトコントロール
の2つのパネルを使います。
もしPremiere Pro内に表示されていない場合には
メニュー > ウィンドウ > エフェクト
メニュー > ウィンドウ > エフェクトコントロール
から表示させます。
Adobeの公式解説サイトではこれらの手順をすっとばして解説をしているのでかなり分かり辛いと思います。
ノウハウツリーはかなり親切に解説したいと思います!!
エフェクトコントロールの検索窓にモザイクと入力します。
すると
ビデオエフェクト > スタイライズ > モザイク
にカーソールが移動します。
このモザイクをクリックしてシーケンスパネルの動画の帯に向けてドラッグします。
するとプログラムパネルを見ると全体にモザイクがかかります。
これから部分的にモザイクをかける設定を行っていきます。
今度は、エフェクトコントロールのウィンドウをアクティブにします。
モザイクの中には〇と□のマークがあります。
これは実際にモザイクを掛ける時の形状になります。
今回は〇でモザイクをかけていきます。
なお、水平ブロック、垂直ブロックという項目がありますがこれらはモザイクの粗さを表しています。
この
数字が大きいほど、モザイクが小さくなります。モザイク効果小
数字が小さいほど、モザイクが大きくなります。モザイク効果大
完全にモザイクを入れたい場合には、数字を小さくするとよいです。
プログラムウィンドウの動画上に丸の形をしたモザイクが配置されます。
モザイクの中央部分をドラッグして顔にモザイクが乗る様にしましょう。
赤囲部分を引っ張ることでサイズをいろいろと変更する事が出来ます。
モザイク > マスク
の中に再生ボタンがあります。
これをクリックします。
トラッキングと書かれたダイアログが起動します。
プログレスバーが右端までいけば、モザイクかけは終了です。
結構時間がかかるのでコーヒーでも飲んで待ちましょう。
終了したら再生してみましょう。
しっかりモザイクが山ちゃんに掛かっている事がわかります。
より丁寧に綺麗にモザイクをかけるテクニック
2019/01/11 更新
上記の手順では、ある程度単純なモーションの動画であれば、モザイクを手っ取り早くかける事ができます。
しかし、より丁寧にしっかりモザイクをかけたい場合があります。
そんな場合には
モザイクをビデオにドラッグして、エフェクトコントロールを開きます。
そして
モザイク > マスク > マスクパス
をクリックし
右側に表示されるタイムラインで→キーを押して1フレームすすめたら、モザイクのブロックを1フレームずつ移動させる・・・
といった一連の操作を繰り返していきます。
1フレームずつモザイクを設定していくと非常に綺麗に出来ます。
時間がかかりますが、モザイクかけのミスが許されない様な動画などの場合、この方法がおすすめです。
覚えておくとよいでしょう。
文章ではこれは表現し辛いので実際にPremiereProを操作してみてください。