不気味な人形アニメの元祖
1964年の本日4月6日は人形劇「ひょっこりひょうたん島」の放送開始日なのです。
現代の若い人達には馴染みが薄い。もしくはないかもしれませんが1960年代NHK総合テレビで放送されていた当時は子供から大人まで大人気の作品だったんです。
簡単なあらすじを説明しますと火山の噴火により流され、その島に取り残された子供たちがいろんな出来事に遭遇する様を描いた作品です。
そんなひょっこりひょうたん島ですが作者の井上ひさしさんが故郷で開かれた講座の席上で【ひょうたん島は死後の世界】という衝撃の事実を明かしたんです。
子供たちはサンデー先生とひょうたん島へ遠足に行きましたが火山の噴火で死亡したのです。
それは漂流する島で過ごすという設定上、どうしても不可避な食糧問題をスルーするための設定だったそうです。
この設定は名言されていないものの死を連想させるものが劇中にたびたび登場していたそうです。
また家庭の事情で親に頼れない複雑な少年時代を送った作者(共作者)達が登場人物を全て【死んだ子供たち】にしたのは物語の場を【親も大人も存在しない、我々が新しい生き方を作って行かなくてはならない場所=ユートピア(理想郷)】と設定するためであったそうです。
こんな驚きの設定があったことにショックを隠せない人も少なくないでしょうが今の若い世代の人にもぜひ見てもらいたい物語ですね。
私が子供の頃は、ひょっこりひょうたん島が大好きで衛星放送でよく見てました。
ひょうたん島の代表的な登場人物
- マシンガン
- ダンディ
- ドン・がばちょ
- テケ
- プリン
- 博士
- チャッピ
- ダンプ
- サンデー先生
- トラヒゲ
以上がひょっこりひょうたん島で有名なキャラですね。
子供の頃ひょっこりひょうたん島はよくみていましたが、やっぱり子供から見ても不気味な印象を受けていました。
何だかキャラが怖いんですよね。
特にサンデー先生
他のキャラとは違って目が大き過ぎて魔女みたいで怖いです。
ひょっこりひょうたん島の作家
井上ひさしさんです。
2010年4月9日、75歳で亡くなりました。
ひょっこりひょうたん島がNHKで大ヒットして一躍知名度が上がりました。