物の長さを測りたい時は定規で測る事ができます。
しかし、いざ測ろうと思ったら定規が見つからないといった事はありませんか?実は、身近にあるもので定規の代用として使う事ができるのです。知っておけばいつか役に立つ、定規がなくても長さが測れる裏ワザについてご紹介します。
■千円札や1円玉で長さが測れる
定規の代用として使えるのが千円札です。
千円札がどうして定規の代用として使えるのかというと、千円札の横幅は15cmあります。
三つ折りにすると1辺が5cmになので、5cm、10cm、15cmのサイズを測る事が可能なのです。さらに、千円札のすごいところは尺貫法の物差し代わりとして使う事もできます。
千円札の縦幅は7.575cmであり、尺貫法では2寸5分です。
ですから、4枚の千円札を縦に並べると30.3cm、つまり1尺の長さになります。
しかし、千円札は細かい長さまで測るのは少し難しいです。
5cm以下のサイズを測る場合は、1円玉で測る事ができます。
1円玉は直径が2cmなので、2cm単位で細かく正確に測る事が可能です。千円札1枚より小さいサイズのものでも、1円玉と併用する事でより細かく測る事が可能になります。1cm単位でもっと正確に測りたいという場合は、100円玉を6枚重ねた高さがちょうど1cmになるそうです。
2cm単位では少し測りずらいと思った場合は、100円玉を積み重ねて測ると良いでしょう。
■はがきが10cm定規になる
続いて定規の代用となるのが、官製はがきです。
官製はがきの横幅は10cmなので、10cm単位のサイズなら簡単に測れる事ができます。上記で紹介した1円玉や100円玉を併用すれば、より細かく測る事が可能です。普段官製はがきを使う事が少ない方でも、郵便物で届くポストカードや年賀状などのはがきで代用する事ができます。
■スマホの画面が定規になる便利アプリ
現在ではほとんどの人がスマホを持っていると思います。
身近に定規の代用になるものがない時はスマホの定規アプリが便利です。その定規アプリを起動すると画面に定規が映り、そのまま定規の代わりとして使う事ができます。定規のサイズは各機種のディスプレイサイズで用意されているので、設定メニューからサイズを選択しましょう。
もしサイズが非対応であっても、ディスプレイサイズと解像度に合った画像を用意して参照する事で、定規の代わりとして使う事が可能です。
機種によっては多少の誤差はありますが、きちんと定規として使う事ができる便利なアプリになります。
このように、定規がなくても身近にあるもので定規の代用として使用する事ができます。大きいサイズを測る場合には少し大変かもしれませんが、小さいサイズのものなら簡単に測る事が可能です。もし定規がなくて困った時は、ご紹介したものを定規の代用として測ってみてはいかがでしょうか。