ソクラテスとは現在よく言われている「倫理」
哲学の柱のひとつにある「倫理学(一般に行動の規範・ルールとなる物事の道徳的な評価を理解しようとする哲学)」の学問を始めた人なのです。
簡単に言うと「人間はどのように生きていったらいいか」という事を考えた学問ですね。
そんな哲学界の巨星とも言われているソクラテスですが彼の奥様は世界三大悪妻として有名なクサンティッペという女性でした。
数々の悪妻のとしてのエピソードのあるクサンティッペ。
プラトンの著作「パイドン」では「クサンティッペは妻としても母としても何ら貢献をしなかった」と述べられていますが、一方では獄中にあるソクラテスを思い嘆き悲しみ取り乱すという描写もあるようです。
ソクラテスの言葉で【汝自らを知れ】という有名な言葉がありますが、それとは別に【ぜひとも結婚しなさい。もし良い妻を得たならば、あなたは幸せになれるでしょう。もし悪い妻を得たならば、あなたは哲学者になるでしょう。】というユーモアに溢れた言葉もあります。
そんなソクラテスが死刑宣告を受け、刑の執行として獄中で毒を飲んでなくなったのが紀元前399年の4月27日であり、そのことから本日は【哲学の日】となりました。
またソクラテスの妻が悪妻として有名なことから同じく本日は【悪妻の日】ともなっています。
さらに4月の誕生花が忘れ草であることと2(ツー)7(な)「きづな」の語呂合わせから【絆の日】とも呼ばれているのです。
ソクラテスとクサンティッペにも2人にしかわからない絆があったのかもしれないですね。