お花見の時期になりましたね。


開花宣言をしたすぐ後から寒くなったので今年は花見をできるのか心配していたのですが無事、暖かさを取り戻してくれましたね。
これで週末の花見に安心していくことができます。

ちなみに花見とは古来から祓いのための宗教的行事だったようです。
祓いとは災厄や穢れ、罪障などを取り除く行事。お祓いですね。
野山に出かけ花を愛で、その下で楽しむことで厄を祓い神様と過ごすとされていたのです。
また八百万の神の中に、山や田の神「サ」神が存在しました。
「クラ」とは神が鎮まる座を意味し、サ神がその根元に鎮座したとされる木をサクラと呼ぶようになったということです。
開花は神様が降りられた証でパッと散ると凶とされていたようです。

ちなみに桜を鑑賞しだしのたのは平安時代からだそうです。
奈良時代から平安時代にかけて貴族たちの間で行われた花を見ながら歌を詠む会が【花見】の起源とされています。

花見

江戸時代になると花見が庶民の間にも広がっていき桜を見ながら酒を酌み交わすという今に似たスタイルになってきたようですね。

ちなみに忘年会の起源については諸説あるのですが、その中の1つに鎌倉~室町時代に行われていた【としわすれ】という行事があります。
これは、年末に催された連歌会(複数人で和歌をつなげていくこと)が大変に盛り上がり、その様子がまるで【としわすれ】のように見えたからだそうです。

今、行われている行事の由来を調べてみると意外と歌(和歌・短歌)に関する事柄が発端であるということを知り桜よりも和歌に興味がわいてしまいそうな管理人でしたw

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