昨日、Uberでゴーゴーカレーを注文して食べたあとに、人生でも数回しか経験したことのないレベルの脱力感に襲われました。さらに、寝ている間に何度も水下痢で起きる状態に。
「カレーが腐っていた?」「食中毒?」と不安になったので、症状の整理と、食中毒のタイプ別の違い、受診の目安をまとめます。
※現在はほぼ回復しています。
起きたこと(症状の時系列)
- ゴーゴーカレーを食べた後、お腹が一杯になり張る(膨満感)が出た
- その後、突然体が脱力して立っているのがだるくなり、布団に入った
- 布団に入るとすぐ眠った(眠気というより脱力で倒れ込む感じ)
- 寝ている間に何度も水下痢で目が覚めた
- 翌日にはほぼ治った
結論:重い食中毒(1週間コース)ではなさそう。でも「軽い食中毒」や「胃腸炎」の可能性はある
一般に「食中毒」と聞くと、1週間くらい水下痢が続くイメージがあります。これは感染型の食中毒のイメージです。
ただし、食中毒には大きく分けて2タイプがあり、短時間で回復するタイプも普通にあります。
食中毒は2種類ある:感染型と毒素型
1)感染型食中毒(長引きやすい)
「1週間くらい治らない」「水下痢が続く」というイメージに近いのがこちらです。
- 潜伏期間:食後すぐではなく1〜3日後に発症することが多い
- 症状:水下痢が数日〜1週間以上続く、発熱や腹痛が強いことがある
- 例:サルモネラ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌(O157など)
今回のように食後数時間で発症して翌日にはほぼ回復という経過は、感染型とは少し合いにくいです。
2)毒素型食中毒(短時間で終わることがある)
こちらは、菌そのものが増えるというより、食品中にできた毒素などが原因で、食後1〜6時間など早いタイミングで症状が出ることがあります。
- 潜伏期間:食後数時間以内に発症することがある
- 症状:下痢・腹部不快感が中心、発熱は軽いか出ないこともある
- 回復:12〜24時間程度で落ち着くことがある
- 例:黄色ブドウ球菌、セレウス菌(下痢型)、ウェルシュ菌など
今回のように数時間で始まって短時間で回復したケースは、毒素型や軽い胃腸炎の経過と一致しやすいです。
「腐っていた?」について:完全に腐敗していた可能性は低い
結論としては、完全に腐っていた(明確な腐敗)可能性は高くないと思います。理由は、腐敗が強い食品だと、強烈な異臭・味の異常、嘔吐・発熱などが出やすい一方、今回は短時間で回復しているためです。
ただし、次のような条件が重なると、腐敗レベルではなくても体調不良(食事由来の胃腸トラブル)は起こりえます。
- 揚げ物や濃いルーなど、脂質が多い食事
- 食べる量が多い(大盛り・トッピング多め)
- 疲労・寝不足などで胃腸が弱っていた
- 配達で時間がかかり、温度帯が微妙になった(テイクアウト特有)
今回「脱力感」が強かった理由:自律神経反応(迷走神経反射)の可能性
今回、特に気になったのは眠気ではなく強い脱力感だった点です。これは、胃腸に強い刺激が入ったときに起きる自律神経反応(迷走神経反射)で説明できることがあります。
胃腸の強い刺激や腹部膨満が引き金になると、血圧が一時的に下がって、
- 立っているのがつらい
- 急に横になりたくなる
- ぐったりする
といった状態になることがあります。今回の「布団に入ったらすぐ寝た」というのも、眠気というより“倒れ込む感じ”だったので、この反応が重なった可能性があります。
受診の目安(危険サイン)
今回のように翌日ほぼ回復している場合は、一般的に重症の可能性は下がります。ただし、以下に当てはまる場合は、医療機関の受診を検討してください。
- 水下痢が48時間以上続く
- 38℃以上の発熱がある
- 血便が出る
- 激しい腹痛が続く
- 尿が出ない、口が渇くなど脱水が強い
- 同じような強い脱力感が繰り返し起きる、失神しそうになる
回復期の過ごし方(簡単メモ)
- 水分をしっかり(可能なら電解質も補給)
- 脂っこいもの・刺激物・アルコールは控える
- 食事は少量から再開(消化の良いもの)
- 次に同じ店を利用する場合は、まず少量で様子を見る
まとめ
- 「食中毒=1週間苦しむ」とは限らず、短時間で治るタイプ(毒素型)もある
- 今回の経過(数時間で発症・翌日ほぼ回復)は、感染型の重い食中毒よりは合致しにくい
- 強い脱力感は、胃腸刺激による自律神経反応(迷走神経反射)が重なった可能性がある
- 水下痢が長引く、発熱・血便・脱水・再発がある場合は受診を検討
以上、同じような体験をした人の参考になれば幸いです。