「Visual Studio 2017」タグアーカイブ

Visual Studio 2017 ブックマーク機能を使いこなす。


Visual Studio 2017では、以前のVisual Studioとブックマーク系のショートカットコマンドが色々と変わってしまいました。

という事で調べて分かった事とか整理しておきます。

VS 2017を使っていてこのブックマーク機能を使いこなせば生産性が明らかに上がります。

ブックマークウィンドウを表示する

Visual Studio 2017のメニュー  > 表示(V) > その他のウィンドウ(E)  > ブックマーク ウィンドウ(B) 

ブックマークウィンドウという機能があります。

これは私も最近知りました。

これは登録したコード内のブックマークを一覧表示する事が出来ます。どこにブックマークをしたのか一目瞭然で便利なので出しておきましょう。

これがブックマークウィンドウです。

プロジェクトの中で登録済のブックマーク一覧が表示されます。

右クリック > 名前の変更(R)

で、名前の替わりにコメントを入れておくと識別し易くていいです。

左のチェックボックスをON・OFFにすれば自由にブックマークを設定出来ます。

ブックマークのショートカットコマンド

ブックマークを追加する

Control +K > K

もしくは、

Control + B  > T

次のブックマークに移動する

Control + B > N

もしくは、

Control + K > N

前のブックマークに移動する

Control + B > P

もしくは、

Control + K > P

Visual Studio 2017では、なぜかこのコマンドが使えなくなりました。

全てのブックマークを削除する

Control + B > C

このコマンドを実行した場合

確認ダイアログが表示されます。

すべてのブックマークを削除しますか?

消す場合には、はい(Y) をクリックします。

 


Visual Studio 2017 ビルド失敗時に前回ビルドが通ったアプリが起動しない様にする方法


Visual Studio 2017では、ビルドに失敗した状態でデバッグ実行すると、前回ビルドが通った時のモジュールが読み込まれてそのまま中途半端に動いてしまいます。

これは非常に邪魔くさい挙動です。

コードを修正しているのにいざ実行してみると、修正したコードが反映されていない、なぜ???

といった事態が起きる為です。

邪魔なのでビルドが通らない場合には、起動しない様にしておくとよいです。

自動起動しない様にする手順

メニュー > ツール > オプション

プロジェクトおよびソリューション > ビルド/実行

右側にある

実行時に、プロジェクトが最新の状態でないとき(O):

起動しない

に変更すればOKです。

たったこれだけです。

 


【Visual Studio 2017】Spy++ を使える状態にするには?


Visual Studio2017では、インストールをしてもspy++(スパイプラスプラス)を標準では使えません。

Visual Studio 2010の時には普通に使えたのですが、2017ではオプションになってしまっています。

使う為には以下の手順を行います。

ツール > ツールと機能を取得

画面の指示に従ってモジュールのインストールを進めます。

すると

変更しています – Visual Studio Enterprise 2017 – 15.9.2

というダイアログが起動します。

起動したら

個別のコンポーネントタブを選択します。

続いて

Visual Studio C++ コア機能

にチェックを入れて変更をクリックします。

この時に既にVisual Studioのプロジェクトが起動している場合

開始する前:

次の各プロセスは実行中であり、閉じる必要があります。[続行]を選択して、それらのプロセスの状態を保存してから、インストールの完了時に再起動してください。

 

というダイアログが起動します。

一旦それらを全て閉じます。

再試行をクリックします。するとインストールが開始されます。

インストール済み

Visual Studio Enterprise 2017

15.9.2 

生産性向上と、さまざまな規模のチーム間の調整のための

Microsoft DevOps ソリューション

という画面が表示されたらOKです。

C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Enterprise\Common7\Tools

の中に

spyxx.exe

が出来上がります。

右クリックしてスタート画面にピン留めしておくとよいです。

Visual Studio 2017の環境で差分インストールしたSpy++は、Visual Studio 2010の時と比べてアイコンとその名称が変わっています。

VS2017では、

spyxx

となっています。ウィンドウハンドルなどを取得するにあたりspy++自体のUIは特に変わってはいませんでした。

Visual Studio 2017の環境でSpy++を使う方法を詳しく解説しているサイトがなかったのでまとめておきました^^b

もし少しでもこの記事が役になったならば、ぜひシェアでもしてくださいw