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VBA(マクロ)を使う上で覚えておいた方が良い便利なショートカットコマンド


ショートカットコマンドを覚えると開発の生産性が上がる

Visual Studioはもちろんのこと、VBAであったとしてもよく使うショートカットコマンドは便利なので覚えておくと良いです。開発スピードが全く違います。プログラマやSEをしていながらブラインドタッチも出来ない人が極稀にいますが本当にヤバイです。今時ブラインドタッチが出来ないというのは本当にヤバイので特打PLUSでも買って今すぐブラインドタッチをマスターしましょう。OLでもブラインドタッチは当たり前に出来ます。

なお、生産性があがる事は良い事ですが、火を噴いた開発プロジェクト(俗に言うデスマプロジェクト)では、仕事の出来る人には、次々と仕事が振られてしまい収集が付かなくなります。どんなスーパープログラマも異常な仕事量を振られると消火不良を絶対に起こします。突出した開発スキルのある人はそれを隠して普通のプログラマぶりましょう。それがIT業界の波をうまく乗る秘訣です。

VBAのショートカットコマンド

マクロ実行の中断

Control + Break

無限ループを走らせてしまった場合などに重宝します。

ブレークポイントの設定・解除

F9

VBAエディタ上でブレークポイントを設定したい箇所にフォーカスを設定しF9ボタンを押すとブレークポイントの設定が出来ます。ブレークポイントとは、プログラム開発においてプログラムの実行を一時的に中断し、要所要所での変数の値を確認する場合などに使用されます。言葉では分かり辛いのでテストコードを書いて自分で実際に動かしてみると良いでしょう。

ステップイン

F8

ステップオーバー

Shift + F8

ステップアウト

Control + Shift + F8

1つ前に戻す(直前の修正前にコードなどを戻す)

Control + Z

Windows全体でも使えるショートカットコマンドです。

変数の定義箇所へジャンプ

調べたい変数を選択するか、変数の上で1クリックして

Shift + F2

を押します。Visual Studioの場合には、F12を押すだけなのでマクロエディタは、若干糞ですね。

マクロの実行

F5

よく使うので絶対覚えておきましょう。

デバッグ出力を行う方法

Visual Studio + C#でデバッグ出力を行う場合、

Debug.WriteLine(“”);

という風に記述します。VBAでも同じ様な事を行えます。

その際には、イミディエイトウィンドウというのを出します。

このイミディエイトについて調べてみると英語では、immediate → 即座の、即刻の、即時の

という意味があります。次いでに覚えておいても良いでしょう。

VBAエディターのメニューから出していきます。

メニュー > 表示(V) > イミディエイトウィンドウ(U)

ショートカットコマンドは、 Control + Gです。

VBAでデバッグ出力を行う場合

Debug.Print (“テストデバッグ出力”)

こんな感じでコードを書きます。

するとイミディエイトウィンドウに表示されます。

ループ処理の中でデバッグ出力をする際などに使用すると良いです。配列の要素数が少ない場合、デバッグ出力しなくとも「ウォッチ」から確認すれば良いのですが、要素数が大きい場合などDebug.Printを使用した方が効率が良いです。

 

 


VBAエディターのツールバーにデバッグメニューを表示するには?


ツールバーにデバッグメニューを表示すると効率が上がる

VBA(マクロ)で開発を行う際に、頻繁に使うデバッグ操作(ステップイン、ステップオーバー、ステップアウト、選択範囲のコメントアウト)などはツールバーに表示させておくと開発効率があがります。ショートカットを覚えてしまってもいいですが、覚えるのは嫌だけど開発効率をあげたいという人は必ず設定しましょう。

ツールバーの何も無い所で右クリック > デバッグにチェック

VBA-1

 

こんな感じでよく使うデバッグメニューが表示されました。VBA-2

 

開発効率が全然違うので確実に出しておきましょう。