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61.世にも奇妙な珍銃 10選


銃には色々な物が存在します。小さい物から大きい物。それにもっと大きな物。皆さん、リラックスしてください!

今回はどんな人にも気に入ってもらえるような、そして口径もさまざまな銃についてご紹介します。興味ありますか?

様々な時代のクールで斬新、しかも型破りな銃を10丁ご紹介します。それでは、行ってみましょう!

銃口が6つのガトリング砲

自分の家はどうやって守ればいいでしょうか。防犯機器を設置して大きな番犬を飼うか、それともライフル、銃、6丁を合体させたお手製ガトリング砲を自作しましょうか。この大砲は、ソビエト連邦モデル、SKSカービン6丁からできていて、すばやく、かつ正確に撃つことができます。一度トリガーを引くだけで、あなたの住居を狙う人物の体に6つの穴が開くことになるでしょう。例えば、アメリカ合衆国内なら、このような武器は合法的に所持できます。しかし、難を避けるかのようにこのガトリング砲の製作者は、自分の作品をオークションで約3500ドルぐらいで売り払ってしまいました。

口紅型の小型拳銃

この口紅は、一体なんだと思いますか?他の口紅とは、何が違うでしょう。実は、これはスパイ道具で、口紅チューブの中に隠された単発式のピストルです。ソ連国家保安委員会KGBのエージェントが実際に使用していました。たった1発しか撃てませんが、人を殺すのには十分です。西欧で死のキスと呼ばれていたのも納得がいきます。

ダックフットピストル

銃口が1つというのも悪くないけど、4つあるともっといい。このような考えに基づいて、ダック・フット・ピストルの製作は始まりました。どうしてこんな変な名前なのかというと、理由は複数ある銃身の配置にあります。銃身は全部で4つあるのですが、これらがまるでアヒルの足のようにばらばらの方向を向いているのです。銃身は少しずつ違う角度で配置されているため、射撃範囲が格段に広がります。このピストルを所持していれば、複数の敵を一気にやっつけることができるでしょう。

パントガン

戦砲を連想させる、大きくてとてつもなく巨大なパントガンは、ある意味とてもユニークな散弾銃です。その大きさはもちろんのこと、使用目的にも度肝を抜かれます。なんと、これは鴨を仕留めるための銃なのです。できるだけ多くの鳥をたった一撃で撃ち落とすための銃なのです。できるだけ多くの鳥をたった一撃で落とそうと目論んで、この大きさになりました。あるアメリカ人が20世紀初頭に、このような銃を使って一気に90羽の鳥を撃ち落としたという記録が残っています。撃つときに、このような大砲を持ち上げ続けるのは不可能に近いので射撃はボートから直接行われました。

トビー・レミントン

世界最大のリボルバーとしてギネスブックに載っています。この銃の発明者は、ポーランド出身の設計者、リシャルト・トビス氏です。彼の夢は、とにかく何か壮大なものをつくること。そしてレミントン社の伝説のリボルバー、スケールアップモデル、トビー・レミントンの製作を決意します。数年後トビス氏は、その作品を披露しました。口径28ミリ、弾頭の重さは138グラム。そして銃の総重量は、46キログラム。射程距離は50メートル以上で、この世界記録は現在も破られていません。

コリブリ

世界で一番小さいピストル、コリブリを紹介しましょう。この魅力的な銃は、その小ささで私たちを驚かすだけでなく、すぐに映画「メン・イン・ブラック」に登場するピストルを思い起こさせます。つくられたのは100年以上も前のことです。1910年から1920年にかけて、たった1000丁のみ製造されました。全長は4センチちょっと。弾丸は2.7ミリ口径の重量0.2グラムで、砲口初速は毎秒150メートル、グリップの中に5発の弾薬頭からなる弾倉、マガジンが備えられていました。このピストルはどんなに小さな手のひらにもきれいに収まりました。

自動拳銃グロック

5秒間に200発。いいえ、これは自動小銃でも機関銃でもありません。これは100発装弾可能という恐ろしい弾倉、マガジンを持つグロックです。50発ずつ2つに分けて装填するドラムマガジンは、ものすごいスピードで回り、ルーレットのように弾丸を銃本体へ供給します。ただ、再装填に結構な時間がかかるという欠点がありますが、それでも自動拳銃グロックを2丁使えば、たった5秒間に200発も発砲できるなんて最高でしょうね。

905口径ライフル

きっちり905口径という数量限定生産の、アメリカ製ライフルが3つあります。このような銃を射撃のときにおさえておくのは並大抵のことではありません。銃の構造にもよりますが、重量は39~50キログラム。そこに1発40ドルの特注ライフル弾を入れます。撃ったときの反動はとんでもないものです。これぞ、男の中の男のための男らしいライフルと言えるのではないでしょうか。

指輪型ピストル

口紅型ピストルは20世紀中頃に発明されたものですが、それよりずいぶん前にも女性の護身用に、ある面白いものが製作されていました。それはヴィクトリア朝時代のイギリスで考え出された指輪型ピストルで、6発装填可能なミニリボルバーです。銃身は小さいですが、首などの体のあらわになっている部分に1発でも命中すれば、致命傷を与えるには十分でしょう。

アパッチリボルバー

そして恐らく奇妙なピストルとして最も有名なのは、アパッチリボルバーでしょう。1869年に発明されました。この銃はナックルダスターと合体しており、殺し屋たちに愛用された、恐るべき凶器となりました。シリンダー部分のすぐそばには、3センチほどのナイフが隠されています。このような刀剣類と銃砲の複合武器は殺し屋たちの目に留まり、秘密の殺人を遂行する際に使われました。

皆さん如何でしたでしょうか?世の中には奇妙な銃がたくさんありますね。日本では拳銃の所持は法律で禁止されているので、所有する事が出来ませんが、海外には指輪型ピストルや口紅型ピストルなどの様な目立たないピストルの所持が合法の国がたくさんあります。海外旅行に行く時には、ヒットマンにどこで狙われているのか分かりません。十二分にご注意くださいね!