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38.【衝撃】世界を変えた偶然の発明


38.【衝撃】世界を変えた偶然の発明

人類は、たくさんの発明をしてきましたがその中には、間違いや偶然から発見されたものも多く存在します。本日はそんな世界を変えた偶然の発明をご紹介します。

アイスクリームのコーン

アイスクリームは1904年までお皿に盛りつけて提供するのが一般的でした。ある日、博覧会に出店したアイスクリーム屋が大繁盛しふと隣に出店していたワッフル屋を見ると、それ程繁盛していなかったので2店は強力し、ワッフルを皿代わりにしてアイスクリームを売ったのです。こうして、アイスクリームのコーンは生まれました。

ポテトチップス

ジョージ・クラムはニューヨークにあるリームーンレイクという店のシェフをしていました。1853年のある日、一人のお客さんがフライドポテトを返品してさらに薄く、もっとカリカリに揚げてくれと文句をつけてきました。そこでクラムはお客さんの機嫌を損ねないように言われた通りジャガイモを極限まで薄くスライスし岩のように固くなるまで揚げました。クラムは、恐る恐るお客さんの元にそれを出すとお客さんはそれをとても気に入ったのです。これがポテトチップスの誕生です。

電子レンジ

パーシー・スペンサーは海軍として働き、退役後はレイシオン社の優秀な技術者として働いていました。1945年に、彼はマイクロ波(電波の一種)を放射するマグネトロンをいじっているとズボンの中に変な感触を感じました。その不思議な感触はポケットの中に入れていたチョコバーが溶け始めていた感触だったのです。
それはマグネトロンのマイクロ波の放熱が原因でした。スペーサーはポップコーンを置いてみるとポップコーンが弾け、部屋中に散乱したのです。そこから、マグネトロンが組み込まれた箱「電子レンジ」が誕生しました。

アイスキャンディー

ある寒い日に11歳のフランクは、ベランダでコップに入れたジュースを飲んでいました。用事を思い出したフランクは、そのままベランダにジュースを放置して出て行ってしまいました。翌日、ジュースを取りに行くとそこには、凍り付いたジュースがありました。そしてジュースに差し込んであったかき混ぜ棒を引き抜くとアイスごとすっぽりと抜けたのです。そこからアイスキャンディーを思いつきフランクは、アイスキャンディーの会社を立ち上げたのです。今でもその会社はアイスキャンディーを造り続けています。

マッチ

1827年、ジョン・ウォーカーは化学薬品を扱っていた時にかき混ぜ棒の先に乾燥した塊が付いている事に気がつき、ふと乾燥した手袋に擦り付けてみると突然発火し始めたのです。彼は約8センチ程の長さの摩擦マッチをヤスリの付いた箱とともに地元の本屋で販売し始めました。これがマッチの誕生です。

人工甘味料

研究所で働く、コンスタンチン・ファールバーグは日夜、化学物質の研究をしていました。ある日、疲れたコンスタンチンは、実験後手も洗わずに家に帰り、その手で夕食のパンを食べていました。すると、砂糖を加えていないのにも関わらず甘い事に気がつき自分の手についた物質が甘さの原因である事に気づいたのです。こうして、世界初の人工甘味料「サッカリン」が生まれました。

マジックテープ

スイス人の技術者ジョルジュ・デ・メスとラルは飼い犬と一緒に狩りを楽しんでいました。その時犬の毛や自分の靴下にゴボウの実がくっつくのに悩まされていました。彼は家に帰ると、顕微鏡を使いゴボウの実が小さなカギの様なもので遷移に絡まっているのを発見したのです。ジョルジュは何年もかけて様々な生地で実験を行い遂にマジックテープを完成させました。

コーンフレーク

ウィリアム・ケロッグと彼の弟のジョン・ケロッグは世界的にも有名なシリアルの発明者です。二人は朝食のパンに代わる消化し易い食べ物を探していました。研究の結果、茹でた小麦に辿り着きましたが、ある時、長く茹で過ぎてしまったのです。仕方なく、ウィリアムは茹で過ぎた小麦を平に伸ばして大きなフレークにしました。彼らは、それを焼いて試しに食べてみたところ美味しくて健康的な軽食になっていたのです。1906年にケロッグ社は175,000箱のコーンフレークを出荷し大成功を収めました。