5月の第2日曜日の母の日であり赤いカーネーションを送るというのが日本では有名ですね。
しかし母の日が出来た当初は白いカーネーションがメインだったのはご存知ですか?
そもそも母の日というのは南北戦争中に【母の仕事の日】と称して敵味方問わず負傷兵への処置をするため地域の女性を結束させたアン・ジャービスの娘アンナ・ジャービスが亡き母を偲び、母が働いていた教会で追悼式で行ったのがきっかけです。
そのとき参加者全員へ母の好きだった白いカーネーションを手渡しました。
これによってカーネーションが母の日のシンボルになったのです。
では何故、日本では赤いカーネーションがメジャーなのか。
それにはカーネーションの色の意味と人を思う優しが関係しているのです。
母の日とは母親に感謝をする日。
実はアンナの提案で母親が亡くなっている人は白。存命している人は赤のカーネーションを胸につける事になりました。
日本でも最初はそれに倣って白と赤の2色でしたがお母さんがいない小さな子供の気持ちを考えて1960年に赤に統一されたそうです。
そして、あまり知られてはいませんが
5月5日の【こどもの日】は祝日法2条によると
【こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝すること】が趣旨とされているようです。