久しぶりにNiceHashを稼働させようと、ナイスハッシュのツールをダウンロードしました。
2023年12月時点の最新バージョン
nhm_windows_3.1.0.9.exe
インストール後にベンチマークを行おうとしたところなぜか動かず、カスペルスキーが悪さをしてるんじゃないかな~と思い、調べてみたところ案の定カスペルスキーがマイニングに使用する必須のモジュール類をこっそり削除していました。
正常にマイニング出来る状態にした時の手順をメモっておきます。
1.カスペルスキーの例外設定
2か所に例外設定を行います。
NiceHashのモジュールをダウンロードしたパス
C:\Users\{ユーザ名}\マイニング\nhm_windows_3.1.0.9.exe
・・・(A)
インストール後にモジュールが展開され動くパス
C:\Users\{ユーザ名}\AppData\Local\Programs\NiceHash Miner
・・・(B)
カスペルスキーを開き設定アイコンをクリックします。
セキュリティ設定
必須の保護機能、高度な保護機能、詳細な設定
除外リストとオブジェクト検知時の処理
スキャン時の処理、検知されたオブジェクトの種別、除外リスト
除外リスト
「除外リストの管理」をクリック
「+追加する」をクリック
ファイルまたはフォルダー
の部分にカスペルスキーにスキャンさせたくないディレクトリパスを指定します。
そして
保護機能 >すべての機能にチェック > 追加する
(A)と(B)のパスを指定します。
2.カスペルスキーを一旦終了させる
例外設定をした直後にNiceHashを起動させても動作しません。NiceHash側としても何もエラーメッセージを出さないので困ったものです。
その為、NiceHashを起動させる前に一旦カスペルスキーを終了させます。
NiceHashを起動しプラグインタブを選択
↓
上から順番にインストールを行う
↓
ベンチマークの実行
ここまで行えば、カスペルスキーを起動した状態でもNiceHashが動作する様になります。
ナイスハッシュの運営はどうやらウィルス対策ソフト(カスペルスキー)がどの様な悪さをしており、どう対処すればNiceHashで正常に動作する様になるのか把握していない様です。
サポートに問い合わせをしてもちんぷんかんぷんな案内ばかりでした。結局自分で調べて対処方法が分かった次第です。
NiceHashを稼働させたらカスペルスキーを動かしても問題無いのですが、NiceHashを一旦終了させもう一度NiceHashを起動させる場合には、カスペルスキーを終了させる必要があります。
そうしないと[プラグイン]からインストールしたマイナーツールがカスペルスキーの起動時に全て削除され動作しなくなってしまいます。カスペルスキーは自分達のソフトのバグを認めるを凄く嫌がっておりなかなかこのバグを修正しようとしません。
以前別件でカスペルスキーに問い合わせた事がありましたがサポートはテンプレート返信ばかりで全く何もしてくれませんでした。