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PHPエラー:Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function imagettfbbox()


PHPでGDライブラリを使ったテストコードを書いていると、GDライブラリはロードされているにも関わらずエラーが出ました。

エラーを出なくした時の手順を残しておきます。

if (extension_loaded(‘gd’)) {
echo ‘GDモジュールがロードされています。’;
} else {
echo ‘GDモジュールはロードされていません。’;
}

Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function imagettfbbox()

そこでDockerコンテナに入って次の順番でコマンドを発行します。

apt-get update

apt-get install -y libjpeg-dev libfreetype6-dev libpng-dev

docker-php-ext-configure gd –with-jpeg –with-freetype

docker-php-ext-install gd

 

続いてphp.iniでGDライブラリを読み込ませます。

php.ini

extension=gd.so
あとは、Dockerのコンテナを再起動します。
無事エラーが出なくなりました。

Docker(ドッカー)のイメージとボリュームの違い


Dockerのイメージとボリュームは、コンテナ化されたアプリケーションのデータ管理と永続性に関連する2つの重要な概念です。以下に、それぞれの概念と違いを説明します。

Dockerイメージ

Dockerイメージは、コンテナ化されたアプリケーションの実行に必要なファイル、データ、設定などを含むスナップショットです。これはコンテナの元となる静的なテンプレートであり、コンテナが実行されるときに読み込まれます。
イメージは読み取り専用で、変更することはできません。変更が必要な場合、新しいイメージを作成し、それを使用する必要があります。
イメージはDocker Hubやカスタムリポジトリなどから取得できます。Dockerfileを使用してカスタムイメージをビルドすることも可能です。

Dockerボリューム

Dockerボリュームは、コンテナ内のデータを永続的に格納および管理するための仕組みです。ボリュームはコンテナ内のファイルシステムに接続され、データの永続性を提供します。
ボリュームはコンテナが停止または削除されてもデータが保持され、新しいコンテナに再接続できます。
ボリュームはコンテナ内の特定のディレクトリやファイルに関連付けることができ、コンテナ間でデータを共有する場合にも使用できます。
DockerコマンドやDocker Composeを使用してボリュームを作成および管理できます。

主な違いは次のとおりです。

イメージはコンテナの実行に必要なファイルと設定を提供し、読み取り専用ですが、ボリュームはコンテナ内のデータの永続性と共有を管理します。

イメージはイメージレジストリから取得したり、Dockerfileからビルドしたりしますが、ボリュームはコンテナの実行中にデータを格納および共有します。

イメージはコンテナが実行されるときに読み込まれ、コンテナ内で変更できませんが、ボリュームはコンテナ間でデータを共有し、永続的にデータを格納します。

一般的に、アプリケーションのコードや設定などはイメージに含まれ、データはボリュームに格納するのが一般的なベストプラクティスです。これにより、アプリケーションのコードとデータが分離され、データの永続性が確保されます。