47.人間と動物の驚くべき関係7選
皆さん、本日もノウハウツリーに起こし頂きありがとうございます。人と動物の関係とその歴史は、誠実で心温まる友情の話でいっぱいです。しかし、そのほとんどがペットとの友情物語ですよね。ところが、実際には野生動物との間に生まれた友情も存在するんです。今日これから皆さんにお伝えしたいテーマは、まさにこの野生動物と人間の間に生まれた深い絆についてです。それでは紹介していきます。
ウルフマン
イギリスの自然主義者ショーン・エリスは、家族と同じぐらい狼を愛してやまないと述べます。そんな彼が狼に興味を持ち始めたのは、1990年のこと。彼は狼と出会い、すぐに心を奪われてしまいました。ショーンはまず、2年間野生の狼の群れと生活を共にし、彼らの振舞い方を学びました。そのあと、2005年にはハンターによって両親を殺された3匹の狼の子どもを育てることになりました。それからというもの、彼がリーダーとなった群れは大幅に増加していきました。現在ショーンはウルフセンターを運営しながら、狼との付き合い方の講義を開いています。ショーンが自分の群れに近づくと、群れはすぐに彼を受け入れます。狼は芝生の上で寝転びながらショーンと戯れるのが好きで、この時ばかりは猛獣も、ごく普通の犬のように喜びを表現します。
トラの母親
アメリカ人のジャニス・ヘイリーは、自身のことをトラの母親と呼んでいます。そんなジャニスの家の庭には、なんと2匹のベンガルトラ、雌のジャンダと雄のサベールが暮らしているんです。彼女は2頭のゲージに入るだけでなく、長時間も腕の中で寝たり、さらには鋭い鉤爪(かぎづめ)を持った足を撫でたりしています。それどころか、ジャニスは実の娘がトラとハグすることを許しています。そんなヘイリー家の元に、最初のトラが来たのは20年前のことでした。当時、ジャニスの夫は野生動物に携わることを決心し、彼女は彼女でオフィスワークに疲れていたことがきっかけでした。そして、最初のペットが死ぬと2002年にジャニスはジャンダを、そして2007年には当時まだ生後2週間だったサベールを購入したのです。
小さな男の子と巨大な友達
アジアの国の子どもたちは、よくペットの代わりにヘビと遊びます。これからご紹介するのは、2012年に世界的に有名になったカンボジアの村に住む少年と、彼が最も信頼を寄せるニシキヘビ、チョムランとの友情物語です。チョムランはクメール語で幸運を意味します。この男の子の父親によると、ヘビが最初に家にやってきたのは男の子がわずか生後3ヶ月のときだったそうです。彼は体長0.5mのニシキヘビがベビーベットにいるのを見つけると、殺さずそのままジャングルに放ちました。ところが、次の日もニシキヘビは男の子の隣にいたのです。このときも父親は同じようにジャングルにヘビを帰しました。それでもヘビはまた戻ってきたので、父親は家でヘビを飼うことにしたんです。そして現在に至るまで、ヘビはウォールン・サンバット君と常に一緒です。村の住人はこの2人の間には友情があり、ヘビはきっと幸運をもたらすと信じています。そして、サンバット君自身は、チョムランを実の姉のように慕っていると話しています。
ペリカンとの友情
この男性は、大嵐で仲間の群れとはぐれてしまったペリカンに魚の獲り方を教えてあげました。このペリカンは一人ぼっちだったところ、サファリパークの職員によって助け出されたのです。男性は、このペリカンにまず飛び方を、次に魚の捕まえ方を教えました。と言うのも、ペリカンは群れで暮らす鳥のため、通常仲間のやり方を見て魚の捕まえ方を習得します。しかし、このかわいそうなペリカンは、誰からも教わることができなかったのです。そのため海岸キャンプのマネージャーだったジェフが、毎朝ペリカンをカヌーに乗せ、自分でえさが捕まえられるようになるため、訓練したのです。
ライオンとの友情
69歳のフリッキー・フォン・ソルムスは、なんと、南アフリカに生息するライオンの世話をしているんです。かれこれ11年もの間、フリッキーはアフリカ生まれの温厚で心優しく人間好きの、ライオンのザイオンを育てています。ザイオンは、シンバという捕獲された母ライオンから生まれました。しかし、父ライオンに殺される恐れがあったため、母ライオンから離されました。そしてザイオンは、フリッキーの元で生活するようになり、心優しい性格に育ったのです。ザイオンは耳障りな音が嫌いなので、フリッキーは一緒に散歩するとき、裸足で歩くことにしています。この2人は、強い絆で結ばれているため、寝るときのベットも一緒です。散歩するとき、ザイオンは時々フリッキーにしっぽをつかませてくれることもあります。確かにライオンは危険な動物です。しかし、フリッキーとザイオンの固く結ばれた友情を見ていると、それが必ずしもそうだとは限らないことが分かりますね。
ジムとジンボ
1100万人によって視聴されたビデオクリップの主役は、59歳のジム・コバルチックさんと22歳のジンボです。ジムは、怪我をしていたコグマのジンボを700キロの立派なコディアックヒグマに育て上げ、2人は固い絆で結ばれた友達となったのです。ジンボやジミーで親しまれているこのクマは、施設にいる11頭のクマのうちの1頭で、ニューヨークから北に車で2時間ほど離れたところで生活しています。この11頭は、当時赤ちゃんだったときに怪我をしていたため、野性で生活できないと判断されました。この施設のリハビリセンターにいるクマは、人間によって幼い頃から育てられたため、ジンボのように人懐っこい性格をしているのです。
仲間
妻に先立たれ、1人で暮らしていた71歳でブラジル出身のジョアン・ペレイラ・デ・ソウザは、パタゴニアの自宅近くの海岸でマゼランペンギンを見つけました。ペンギンは原油まみれで死の危険が迫っていました。ジョアンはペンギンの体に付いた原油をきれいに洗い落とし、えさを与え介抱しました。そして、そのお陰でペンギンはすっかり元気を取り戻したのです。ジョアンがペンギンを野生世界に帰そうとしましたが、ペンギンはジョアンから完全に離れることはできませんでした。そうしてこのペンギンは、毎年6月になると、ジョアンを訪ねるようになり、2月まで彼の元で過ごすようになったのです。「私はこれまで、こんなに人間に懐いてくれる動物を見たことがないよ。しかもこのペンギンはどこで離しても、間違いなく私のところに戻ってくるんだ。」とジョアンは話しています。この2人は仲が良く、半年もの間ビーチを散歩したり泳いだりして一緒に過ごします。今では地元の住民が、リンリンというこの名前のペンギンは村の守り神だと思っています。
さて、今日はここまでにしておきましょう。ノウハウツリーの読者さんの期待に応える為に、今後も楽しい情報を纏めていきたいと思います。今後とも応援宜しくお願いします^^b
※ps
皆さんも今日のストーリーのように、友達、そして友情を大切にしてくださいね!それでは!さようなら!!