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59.毎日ビールを飲み続けると、アル中になるリスクが高い


統計によると、我が国のビールの年間消費量は、一人あたり45リットル近くにもなるそうです。

もちろんこれはチェコの161リットル、ドイツの145リットルには遠く及びませんが、それでも毎年、ものすごい勢いで迫りつつあります。


皆さんこんこんばんわ^^ノウハウつツリーに今宵もお越しいただきありがとうございます。今日は、毎日ビールを飲むと、あなたの体に一体何が起こるでしょうか。知りたくないですか?それでは一緒に見ていきましょう。

誰が最初にビールの製法を思いついたのか、断言するのは難しいですが、おそらく発酵し始めたイネ科の植物を通して、自然が人間に教えてくれたのでしょう。ビール醸造の伝統は、何千キロにも渡って広まったので、世界中の殆どどんな場所でも作られていたと言って良いでしょう。ビールには生きた酵母、生命に必要なビタミンB群、ケイ素、そして多量の酸化防腐剤が含まれています。その上、アルコール含有量が比較的少ないので、お祝いの席にはもってこいの飲み物ですし、それもあって飛躍的に普及したと考えられます。しかし、この泡ドリンクを飲む代償は、決して小さいとは言えません。では、その価格表といきましょう。

まず最初の犠牲者となるのは胃です。いくらアルコール成分が少ないとはいえ、ビールはある程度のエチルアルコールを含んでいます。毎日飲んでいると、発酵成分を伴うアルコールの液体が通る食道、胃、そして腸に影響を及ぼさないはずがありません。容赦なく粘膜を刺激し傷つけます。日常的にビールを摂取していると、胃壁にある胃液を分泌する胃腺は、まず大量の胃粘液を分泌してから萎縮します。そのため消化不良になり食べたものが胃の中に長く残って、胃もたれを起こしたり消化されないまま腸に送られます。すると便秘や胃炎の原因となります。

次に打撃を受けるのは肝臓です。体内を浄化させる機能を持つ肝臓にとって、アルコールは最大の厄介者です。肝臓にビールの対応ばかりさせようものなら、本来持つ解毒作用を阻害することになりかねません。他の強い作用をもつ物質や有害物質の侵入を防ぐ、心強いバリアとしての役割が果たせなくなります。アルコール飲料の飲み過ぎは、炎症の経過を促進する原因となり、肝炎に至ることもあります。また、慢性アルコール性肝炎になると、気付かないうちに病状が進み、自覚症状も殆どありません。そのまま放おっておけば肝硬変になることさえあります。


膵臓も同様に犠牲になります。ビールは消化酵素の分泌を妨げるため、栄養分を分解するという自然な機能が正常に働かなくなってしまいます。
続いて腎臓も被害を受けます。腎臓には体内環境を維持する働きがあり、水分量と電解質量のバランスや体内の酸性、アルカリ性の度合いを調節しています。ビールを飲むと、この働きが通常の3倍程度活発になります。一度でもビールを飲んだことがある人なら、飲むとトイレが近くなることをご存知でしょう。これはアルコールによる肝臓の組織への刺激や、濾過能力の向上によって尿量が増加する症状で、多尿と呼ばれます。このようにビールには強力な利尿作用がある上、体の構成材料であるミネラル、特にカルシウム、マグネシウム、ビタミンCまでも、体内から洗い出してしまいます。

非常事態に備えろ!

カリウムが不足すると心臓のリズムが乱れ、ふくらはぎの痛みや足の衰えを感じるようになります。マグネシウム不足は精神的な面に影響を及ぼすため、怒りっぽくなったり涙もろくなったり、或いは不眠の原因となります。ビタミンCが足りないと、免疫力が低下するため風をひきやすくなります。ビールによるアルコール依存症が悪化すると、腎硬化症を引き起こす可能性もあります。そしてアルコールによって破壊され続けた細胞は、結合組織にとって代わられ、腎全体が萎縮ししわができるようになります。

またホルモンも変化し始めます。ビールに独特の苦味を付与するために使われるホップの球果の中には、女性ホルモンであるプロゲステロンと、同様の働きをするフィオエストロゲン。動物性エストロゲンが含まれています。そのため、ビールを日常的に飲んでいると、内分泌器の働きに異常をきたすことになります。男性からはテストステロンが減少し、女性ホルモンが増加するため、髭や体毛の減少、筋肉量の減少、乳腺の発達、声質の変化。いわゆるビールっ腹の出現。太ももやウエストへの脂肪の蓄積など、見た目にも変化が現れてきます。つまり熱烈なビール愛飲者の男性は、生物学的に言えば、少しずつ女性化していくのです。言うまでもなくこのようなホルモンバランスの乱れは、男性の夜の性活に於いて直接的な影響を及ぼします。
そして、ついに心臓が犠牲になります。ビールの体内への吸収スピードはとても早いため、瞬時に血管はいっぱいになります。もしあなたがビールを頻繁にしかも大量に飲んでいるなら、静脈コブが起こり心臓が肥大してきているでしょう。放射線科専門医は、このような現象をビール心臓・牛心・ナイロンストッキングシンドロームと呼んでいます。この余分な血液を、毎日送り出す必要に迫られた心臓は、だんだん弛んでいき脂肪に取りつかれていきます。心臓の収縮回数は増加し、不整脈が起こり血圧が上がります。どんどん身体的な負荷に耐えるのが困難になり、息切れが見られるようになります。心筋の収縮能力の低下や心肥大は、心不全に至ることもあります。その結果、脳梗塞による死亡率が2倍に高まります。

 

もちろん、ここまでに説明してきた各器官に起こる症状の殆どは、数ヶ月あるいは数年にかけて、少しずつ進行していくものです。何より先に見られるのは、精神面の崩壊でしょう。依存症になるには1ヶ月で充分です。体が欲しているからという理由だけで、どんどん飲酒量は増え、悪循環に陥ることになるでしょう。飲まれたビアグラスが増えていくたびに、もっともっと欲しくなっていきます。
さて、きっとあなたは、ビールってそもそも飲んで良い物なの?と質問したくなっているでしょう。今日の研究者たちは、この飲み物についてよくわかっていますので、質問には次のように答えてくれます。現代のビール飲料というものは、成分的にその祖先とは、随分かけ離れたものになっています。製造会社は、いかに早く生産するか、どうやって長く保存させるか、グラスで見栄え良くするにはどうしたら良いか。ということに神経を注いでいます。


そのため、自然原料はとうの昔に合成の類似体や、化学調味料などの添加物に置き換えられてしまいました。つまりビールを飲んでも、良い効果というのは全く期待できません。麦芽の代用品、防腐剤、保存料、エチルアルコール、フーゼル油などでできた飲み物に、眠気、無気力、笑い上戸などの酔っ払った状態以外は、何もあなたに与えることはできないのです。
今回もノウハウツリーをご覧いただきありがとうございました。自分の健康に気を配りましょう。健康はこの世に存在する全てのものと同様に、無限に続く物ではなく、ビール一杯よりもはるかに大事ですよ^^

幾らお金があってもビールばかり飲んで健康を害して寿命を縮めてしまうと本末転倒ですよ!そこのあ・な・た!

さて、私はコーヒーを飲んで、新しい為になるネタを考えようと思います。

 

最後にお酒好きな人に朗報です。

ビールを飲み過ぎると痛風になると思っている人が多いかもしれませんが実際にはそれは間違っています。

痛風になる原因はビールと一緒におつまみなどを食べるからです。

ビール単体にはプリン体はそんなに含まれていません。

極端な話、おつまみを食べることなくひたすらビールだけ飲んでいれば痛風にはなりません。

ただ、1日にワインを2~3本空け続けるというような生活を送っているとアルコール中毒になりますのでご注意ください!

酒と女とギャンブルといった男のロマンはほどほどにしましょう!!