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【Auslogics Disk Defrag】の基本的な使い方の解説


PCを長く使っていると重たくなる原因の断片化

PCを購入してから2~3年も経過すると何かにつけてPCの動作がいちいち重たくなります。原因としてはハードディスクが断片化して、ファイルを参照する度に離れた領域を参照する必要が出てくる為にPCががむしゃらに重たくなります。この断片化したデータを整理してアクセスをスムーズに出来るにする事をデフラグと言います。断片化の事をデフラグメンテーションともいいます。デフラグをする為のソフトとしておすすめなのは、Auslogics Disk Defragというソフトです。Windows上の特定のファイルをマウスで選択しただけでPCがフリーズする様になった人は、断片化が進行していてまずいです。すぐにでもデフラグを行う事をお勧めします。

Auslogics Disk Defragについて

海外製の無料のデフラグツールです。無料の割に結構使えるソフトです。このページではAuslogics Disk Defragの基本的でかつ重要な部分を中心にまとめていきます。

 

Auslogics Disk Defragをインストールする

まだ、インストールしていない人は窓の社からダウンロードできます。

http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/addefrag/
I-O DATA HDD ポータブルハードディスク 1TB USB3.0対応

窓の社にアクセスしたら、窓の社からダウンロードをクリックします。ダウンロードが始まります。

disk-defrag-setup.exe というファイルが現れます。

キックするとインストールが開始されます。

インストーラが起動すると

Disk Defragをインストールというダイアログが起動します。Auslogics Disk Defragは便利で優秀なフリーソフトなのですが、唯一の難点は余計なソフトBoostSpeedをこっそりインストールされてしまいます。そこでインストールを行う場合には

カスタムインストール(上級者向け)にチェックを入れます。

BoostSpeed をインストールし、PCを遅くする原因を発見し、修復しましょうのチェックを外します。

デスクトップにアイコンを作成 → チェック

インストール後にプログラムを起動 → チェック

にしたらインストールをクリックします。こうする事により余計なソフトがこっそりインストールされるのを防止する事が出来ます。

インストールが終了するとAuslogics Driver Updater を使用する

というダイアログ画面に切り替わります。

Auslogics Driver Updater をインストールして古くなったり不足しているドライバを検出するのチェックを外して、終了をクリックします。チェックが入ったままだとAuslogics Driver Updaterもインストールされてしまうので注意しましょう。

Auslogics Disk Defragはオーストラリアの会社が開発していますが、キングソフトの様にこっそり余計なソフトをインストールさせようとするところが嫌いです。

終了をクリックすると、最後にgive way clubというサイトが勝手に起動します。邪魔なので閉じてしまいましょう。英語で本当に閉じるのか?期限がありますよ~といったメッセージダイアログが出る場合もありますが、邪魔なので問答無用で閉じましょう。いちいちインストールしろ!アピールがウザイです。

デスクトップにショートカットが生成されているので起動します。起動したら▼をクリックしてその中から

デフラグ 最適化(遅い/週1回使用)

を選択します。これでハードディスクの分析が行われた後でデフラグが開始されます。デフラグ効果は抜群なのですが、かなり時間がかかります。寝る前などに走らせると良いでしょう。ただし、ハードディスクの容量が1TB(1000GB)程度もあれば、就寝中の8時間などでは終わらない事もあります。そんな場合には、何回かに分けてやると良いでしょう。1日目の夜間で終わらなかった場合には、翌朝一時停止し、2日目の夜に再開・・・といった具合です。

デフラグ(Y)クイックデフラグ(分析なし)(Z)のデフラグは時間はそんなにかかりませんが効果が微妙です。

一旦停止をクリックして、再開する場合には再開ボタンをクリックします。

Auslogics Disk Defragの画面の解説

①デフラグの進行状況が%(パーセント)で表示されます。

②ハードディスクの状況が色分けされて表示されますが、その色の説明です。

  • フリー
  • 断片化なし
  • MFT ※ Master File Table(マスターファイルテーブル)の略で NTFSファイルシステムの中核をなすデータ領域です。
  • 移動できません
  • 処理
  • 断片化
  • デフラグ

③デフラグ中のハードディスクの様子が色分けして表示されています。

④デフラグを開始してからの経過時間が表示されます。

 

デフラグは時間がかかるので後回しにしがちですが、定期的に行わないと、PCが重たくなるばかりかハードディスクの寿命が縮まってしまいます。週に1回程度の頻度でデフラグを行う事をおすすめします。

ファイルがどの領域に対応しているのか調べる

ファイル(C:)をクリックすると断片化したファイル一覧を確認する事が出来ます。一覧上のファイルパスをクリックすると、画面上部にフォーカスが自動であたり、どの領域に対応しているのかが分かります。

また、一般をクリックした状態で気になったマトリックス(マス目)をクリックするとその領域に対応しているファイルがどれなのか?を確認する事も出来ます。マニアックな人にしかはっきり言って役に立たない無駄な機能です。

Auslogics Disk Defragの総合評価

もし有料であったとしても金を出してでも買うであろう、なかなか優秀なソフトです。無料で使えるソフトの中では世界一ではないでしょうか。勝手に余計なソフトをインストールさせようとしなければパーフェクトです。

 


壁カレを手前に常に表示する方法


壁カレについて

壁カレというフリーソフト(無料でダウンロードして使えるソフト)があります。このソフトはもう10年以上前から出ているフリーソフトですがなかなか便利です。必要な時にアプリを起動すれば、日付を簡単に確認できます。似た様なフリーソフトも複数ありますが、この壁カレが良い点は、

  • カレンダーを複数月(3か月とか)表示する事ができる
  • 祝日・休日が色分けされている

この2つが一番良いポイントでしょう。後に後述しますが壁カレは便利なのですが、基本設定では他のウィンドウをアクティブにした時に後ろに潜り込んで隠れてしまいます。見る場合には、タスクバー上で再び壁カレアイコンをクリックして手前に表示する必要がありこれが結構面倒だなーと感じていました。常に手前に表示する設定方法が見つかったのでメモっておきます。

壁カレを手前に表示する方法

では、手前に表示する方法をメモっておきます。

タスクバー上に壁カレのアイコンがあるのでその上で右クリック > 設定(S)

「壁カレ 設定」というダイアログが起動したら

ウィンドウ設定 > 常に手前に表示

にチェックを入れ「完了(O)」をクリックします。設定自体は簡単なのですが、色々な機能がある半面、一番必要な機能がなかなか見つかり辛かったです。

PCをデュアルディスプレイにしているのであれば、この壁カレをモニター上の右上など(隅っこ)に常に手前に表示し続ける様に設定しておくと便利です。作業を邪魔する事もなく、必要な時に視点移動をするだけで簡単に日付確認をする事が出来、作業効率があがります。こんな事をだらだらかくとマニアと思われてしまいますかね。とりあえずまーこんな感じです。

壁カレのダウンロードURL

壁カレは「窓の社」というサイトからダウンロードする事が出来ます。フリーソフトなので無料でダウンロードする事が出来ます。

http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/kabecale/