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Value Server.com Control Panel上でcron(クーロン)を実行させるには?


普段はさくらインターネットを使っているのですがたまには違うサーバも使ってみようと思ってValue Serverをレンタルしてみました。

Value Serverでcron設定するのは、少しやり辛いです。

さくらインターネットでのcronタブよりわかり辛いのと、 Value-Server.com Control PanelのUIが分かり辛い為です。

 

Value ServerでCron設定する手順

1.Value-Server.com Control Panelにログインする。

2.左メニュー > お役立ちツールをクリックする。

3.プルダウン表示されるのでその中から

CRONジョブの設定・編集をクリックする。

vs-1

 

 

4.CRONジョブの設定・編集画面が表示されるのでその中に記述します。

毎時、毎日、を設定する場合には「*」を指定します。

以下の例では毎時 30分に cronが走る様に設定しています。

 

value-server-1

 

コマンドの指定は、以下の様にします。 赤文字部分を自分で記述する必要があります。public_htmlを記述してからシェル名を入力しないと動かないので注意してください。value serverの説明はざっくりしていて分かり辛いです。

/virtual/{user_name}/public_html/hogehoge.sh >/dev/null 2>&1

後ろに

>/dev/null 2>&1  を付ける事によりcron実行時の結果・エラーメールを破棄出来ます。届かない様に設定が出来ます。サーバ容量を消費してしまうので必ず設定しておきましょう。

5.シェル・スクリプトの実行権限を 755にします。

さくらインターネットでは特に手動で設定する必要がありませんでしたが、Value Serverは面倒な事に手動で実行権限を与えてやる必要があります。

WinSCPにログイン > 対象ファイルの上で右クリック > プロパティ(P)

vs-3

 

 

パーミッション(権限)を 0755   に設定します。

vs-4

 

 

hogehoge.shの中身

UTF-8で改行コードは、さくらエディタを使ってLFに統一をさせます。

#!/bin/sh

#PHP
/usr/local/bin/php /virtual/{user_name}/hoge-cron.php

exit

 

この手順を行えば、value server上でcronが正常に動作する様になります。


ロリポップのコロリプランでcron(クーロン)を実行するには?


ロリポップのコロリプランでcron(クーロン)を設定しました。

その時の例です。さくらインターネットとはcronの指定方法が若干違います。

 

cronの設定の仕方

 

1.管理画面にログインする。

2.WEBツールにフォーカスを当てる。

3.cron設定をクリックする。

loli

 

 

4.cronの設置を行う。

1) cronの設定名にクーロンの名前を付ける。

2) 実行したいタイミングをプルダウンより選択する。

3)  cron(クーロン)で実行したいスクリプトを指定する。

hoge.php を実行したい場合には、 hoge.phpのみ指定する。

loli-2

 

 

 

さくらインターネットよりもロリポップの方がクーロンの指定は簡単です。

ついでにさくらインターネットでのcronを指定する場合のコマンドは以下の通りです。

cd /home/{user_name}/www/{made_directory}; /usr/local/bin/php hogehoge.php 1> /dev/null

 


さくらインターネットでPHPエラー発生時にエラーメッセージが表示される様にするには?


さくらインターネットを契約しwww配下にtest.phpを配置しました。

間違えたコードを記述したので本来はエラーが出る筈なのに出ません。なぜでないのかなと調べていたところphp.inidisplay_errors = Onを記述する事によりエラーメッセージが無事出る様になりました。

サクラインターネットのサーバコントロール画面より直接php.iniを編集する事が出来ます。

php_error


さくらインターネットにEC-CUBEを導入する。


EC-Cubeをさくらインターネットにインストールした時の手順です。

ハマったポイントとかを中心に纏めています。

2014/11/10にeccube-2.13.3をサクラインターネットにインストールしました。

/home/{user_name}/www/test_domain/

この中にローカル環境で解凍した eccube-2.13.3 の中身を全てWinSCPでアップロードします。

ec-1

 

アップロードしたら html の中に data を移動させます。

ec-2

dataディレクトリのパスが変更になったので

/home/{user_name}/www/{test_domain}/html/define.php

の中を次の通り修正します。

修正前
define(“HTML2DATA_DIR”, “/../data/”);

修正後
define(“HTML2DATA_DIR”, “/data/”);

 

インストールを開始します。

http://test_domain.com/html/install/index.php

※index.php までアクセスをしないと
Forbidden

You don’t have permission to access /html/install/ on this server.

というエラーメッセージが表示されるので注意してください。

 

EC-CUBEのインストールを開始します。

次へ進むをクリックします。

 


WordPressを別サーバに引っ越しする方法


ワードプレスをインストールしているサーバを別のサーバに移動させたい場合があります。その場合には以下の手順を踏む事により簡単にサーバ引っ越しが可能となります。

≪ 前提条件 ≫

①引っ越しのサーバ:from_server.sakura.ne.jp

②引っ越しのサーバ:to_server.sakura.ne.jp

共に割り当てているディレクトリ名は、 dummy_contents とします。

 

ワードプレスのスクリプト一式を移動させます。

①のwww直下のdummy_contentsをローカルにダウンロードして

②のwww直下に移動させます。

その際に事前に wp-config.phpを次の手順で新サーバに合わせて設定をし直します。

 

wp-config.php で修正した箇所
/** WordPress のためのデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘xxx’);

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘XXX’);

/** MySQL データベースのパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘XXX’);

/** MySQL のホスト名 */
define(‘DB_HOST’, ‘mysqlxxx.db.sakura.ne.jp’);

データベースパスワード意外の設定値は

サーバコントロール画面から確認が出来ます。

wp_moving

 

MySQLのデータをダウンロードします。

①のサーバコントロールよりphpMyAdminにログインし①で使用していたテーブル一式をダウンロードします。

ダウンロードが出来たら②のphpMyAdminにログインしインポートします。

インポートが完了したら②のデータベース内に①で使っていたテーブルが作成されている事を確認しましょう。

ドメインを切り替えます。

ここまで出来たらあとは、①から割り当てドメインを削除し②にドメインを割り当てます。ドメインが浸透するのにサクラインターネットだと3~4時間程度時間が掛かります。

 

注意事項

ドメインを新サーバに設定してブラウザから新サーバ上で閲覧出来る様になるまでは、さくらインターネットのサブドメインよりソースコードのパスまで直接アクセスを行ったとしても閲覧が出来ない事があります。複雑なテーマを設定している場合にこういう現象が起こり易いです。暫くするとドメインが浸透するとエラーは出なくなるので気ままに待ちましょう。

具体的例

http://dummy.sakura.ne.jp/installed_contents

ドメイン指定では無く直接さくらインターネットのサブドメインを指定をしても正常に閲覧出来ない期間があります。