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さくらインターネットのWEBサーバにEC-Cubeをインストールした時のメモ書き


さくらインターネットにEC-Cubeをインストールしました。その時のメモ書きです。ネットでぐぐると適当な嘘っぱちを残している人が多いので自分用に正しい手順をメモっておきます。

 

1.EC-Cube をダウンロードする。

さくらインターネットのPHPのバージョンが PHP 5.2(CGI版)になっている為に、EC-Cube3は使えませんでした。バージョンアップするとその他のWEBサーバに影響が出てしまうのでこのバージョンを使う事にします。sakura

EC-Cubeをダウンロードします。

http://www.ec-cube.net/download/

Version 2.13.3(zip)

 

2.ダウンロードしたEC-Cube を解凍する。

解凍すると以下のフォルダが見つかります。

data / docs / html / test /tests

 

3.WEBサーバにモジュールをアップロードする。

/home/{account_name}/www/hoge-ec/

配下にローカルのhtmlの中身をまるごとアップロードします。

続いて同様に dataディレクトリをアップロードします。

実際のアップロードした結果です。

sakura-2

 

4..htaccessの中身を以下の通り修正します。

#自前で新規に記述します。
DirectoryIndex index.php

# 基本は SC_Initial.php で設定するが、ini_setで反映されないものはここで設定する

#php_value mbstring.language Japanese
#php_flag mbstring.encoding_translation off
#php_value output_handler none
#php_flag magic_quotes_gpc off
#php_flag session.auto_start 0

# INI_ALL なのにもかかわらず, ini_set で指定しても反映されない環境がある…
#php_value mbstring.internal_encoding UTF-8

# デフォルトテンプレートの状態で 2M 近くになるため
#php_value upload_max_filesize 5M
#php_value post_max_size 8M
#php_flag register_globals off

 

5.php.iniを作成します。

magic_quotes_gpc=off

 

6.installディレクトリにphp.iniをアップロードします。

sakura-3

 

7.define.php を書き換えます。

/** HTMLディレクトリからのDATAディレクトリの相対パス */
define(‘HTML2DATA_DIR’, ‘./data/’);

 

8.インストールページにアクセスします。

http://XXX.com/install/

あとは、EC-Cubeの画面の指示に従って進めていけば良いだけです。

 

 

管理画面にログインしてアクセスすると

> /install/index.phpは、インストール完了後にファイルを削除してください。

というメッセージが表示されます。/install/index.phpを必ず削除しましょう。

削除の替わりに index.php のアクセス権限を 000 に設定してアクセスできない様にしたのですがec-cubeがアクセスの可否ではなくファイルが存在しているかどうかで判定しメッセージを表示している様です。


さくらインターネットで間違ってWordPressをクイックインストールしてしまった場合


さくらインターネットを使っていますが間違った階層にWordPressをクイックインストールしてしまいました。そこでワードプレスをアンインストールした時の手順です。

直接ディレクトリを削除するという事も出来ますが失敗すると危険なのでサーバコントロール画面上の操作だけでアンインストールをすることをお勧めします。では、間違えてインストールしたワードプレスをアンインストールする手順です。

 

1.サーバコントロールにログインする。

2.画面左側にある運用に便利なツール > クイックインストール をクリックする。

3.カテゴリメニューの右側にインストール済み一覧という項目があるのでそれをクリックする。

4.インストール済の情報が一覧表示されるのでその中にあるアンインストールをクリックします。これでOKです。

 

wp


さくらインターネットでcronを設定する方法


さくらインターネットでcron(クロン)を設定する方法を纏めます。

この解説を読めば馬鹿でもcron設定を簡単にさくらインターネットで行えるようになります。

1.サーバコントロールにログインする。

2.アプリケーションの設定 > CRONの設定 をクリックする。

3.実行コマンドに次の様に指定する。

/usr/local/bin/php /home/{user_name}/cake/app/Console/cake.php XXX_CLASS XXX_FUNCTION HIKISUU -app /home/{user_name}/apps/xxx1>/dev/null

cronの設定

 

 

 

cron設定の例

cd /home/{user_name}/apps/{hoge_directory}/Cron; /usr/local/bin/php test.php 1>/dev/null

cdコマンドでphpのあるパスまで移動し、対象PHPを実行する。

 


Server QueenでFTP情報を確認(作成)するには?


 

まず、最初に一言

Server Queenのコントロールパネルは非常に使い辛いです!!さくらインターネット等を使う様にお勧めします。

 

レンタルサーバのServer Queen を契約しました。通常レンタルサーバを契約すると最初からサーバ会社によってFTP情報が設定された上でメールで送られてくるのですが、サーバクイーンにはそれがありませんでした。

つまり、まず最初に自分の手によってFTP情報を設定しなくてはならないのです。マニュアルがServer Queenにありましたが分かり辛かったので自分用にメモっておきます。

 

FTPアカウントの作成手順

1.

Server  Queen にログイン > ホームタブを選択 > 自分の契約

の中から [ホスティングを管理]をクリック

 

2.

画面が切り替わったら、 ウェイブサイトとドメイン をクリックする。

 

3.

設定したドメイン一覧の中に [追加する]というリンクがあるのでそれをクリックする。

sq-1

 

 

4.

XXXのホスティングタイプの変更画面に切替わるので

ウェイブサイトホスティングをクリックする。

その後、設定したいFTPのユーザ名・パスワードを設定する。

sq-2

 


【さくらインターネットでのメモリ不足エラー】Fatal error: Allowed memory size of XXX bytes exhausted (tried to allocate XXX bytes)


さくらインターネット上にcakePHPでページを作成していたのですが、ある日アクセスを使用としたところこの

Fatal error: Allowed memory size of XXX bytes exhausted (tried to allocate XXX bytes)

この様なエラーメッセージが表示されてしまい一切サイトが開けなくなってしまいました。一瞬焦ったのですがphp.iniに次のコードを書く事により改善しました。

memory_limit=192M

 

さくらインターネットのサーバコントロールからphp.iniの編集を開いて記述します。

sakura-memory-error


さくらインターネットでリソース(CPU・転送量・ページビュー・ユーザ数)を調べるには?


久々にさくらインターネットのコントロールパネルにログインし、リソースの使用状況をチェックしました。驚いた事にこれまでとは違って前日の数字のみではなく、1週間程度の各数字の変遷が分かる様になっていました。たまにはさくらインターネットもやりますね。

リソースの確認の仕方

コントロールパネルにログイン > 画面左側の運用に便利なツール > リソース情報 をクリック
HTTP 503 エラー発生回数
HTTP 503 エラーが発生したユーザ数
CPU 使用時間
ウェブ転送量
ページビュー数の目安
ユニークユーザ数の目安

見たい項目にチェックを入れれば、折れ線グラフで確認する事が出来ます。単位は都度左右にメモリが追加されます。若干これは見辛いです。

sakura-resource


さくらインターネット等のレンタルサーバ上でPHPのインストールされている場所を調べるには?


レンタルサーバを契約した時にcronからphpを実行させる為に、phpのインストールされている場所を調べたい場合があります。

その場合には

whereis php

を実行すればphpのインストールされた場所が表示されます。

実行すると

php: /usr/local/bin/php

という風にインストール場所が表示されます。

whereis


さくらインターネットのVPS(512プラン)の使い方②


さくらインターネットのVPSでFTPが使える様にします。

 

1.

yumコマンドでfsftpdをインストールします。

※yum(Yellow dog Updater, Modified)の略で「ヤム」と読みます。

yum -y install vsftpd

vps-8

この様にvsftpdのインストールが始まります。

VNCコンソールではペーストが出来ないので手動でコマンドを入力する必要があります。

 

2.

インストールが完了したら今度は自動で起動させる様にchkconfigを設定します。

chkconfigコマンドは、選択したサービスをどのランレベルで起動するかを指定できるコマンドラインツールです。このユーティリティを使用すると、すべての利用可能なサービスと現在の設定を表示することも可能です。

chkconfig vsftpd on

 

3.

chkconfig vsftpd on の実行が正しく設定出来たか確認します。

chkconfig –list vsftpd

vps-9

 

 

4.

vsftpdはまだ起動していないので、起動させる為に設定ファイルをいじります。設定ファイルは、

vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf

 2015/03/15

設定をしていましたが時間を食ってしまうので予めサーバ設定されているものをレンタルした方が早いと感じたので、VPS設定のメモをここで終了します。


さくらインターネットのVPS(512プラン)の使い方①


さくらインターネットの共有サーバはいろいろと制限が多く使いづらいので、VPSサーバを使ってみる事にしました。実際に使うにあたってのメモ書きです。

 

初期契約時に掛った金額です。

さくらインターネットVPS(512プラン)の申し込みをしたのですが結局、初期費用という名目で2,450円かかりました。

現在ノウハウツリーは、さくらインターネットの共有サーバで動かしていますが、この記事を見たらさくらインターネットに文句を言われるかもしれませんね^^b

sakura-vps-fee

さくらのVPS(v4) SSD 512 TK02   1,370

初期費用(さくらのVPS(v4) SSD 512 TK)   1,080

合計(税込み) \2,450

実際にさくらインターネットのVPSを使える様にする為の準備を行います。

 

1.

最初にVPSコントロールにログインします。

会員IDでログイン

IPアドレスでログイン

と2つのタブがあるのですが会員IDでログインを選択します。

 

2.

ログイン出来たら起動をクリックしてサーバを起動します。

初期状態ではサーバが起動していないので必ずこの操作が必要です。

vps-1

 

3.

質問メッセージが起動します。

起動してよろしいですか?

サーバを起動します。よろしいですか?

起動するをクリックする。

 

4.

OSをインストールする。

OSインストールをクリックすると次の3つが選べますがここでは、標準OSインストールをクリックします。

標準OSインストール

カスタムOSインストール

ISOイメージインストール

 

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5.

標準OSインストールという画面が起動します。

注意事項が表示されます。

さくらのVPS – コントロールパネル


サーバ博士でcronを設定する方法


サーバ博士で実際にcron設定を行った時のメモです。

サーバ博士ははっきりいって重たいです。WinSCPでファイル操作をする度にフリーズします。同じ価格であればやはりさくらインターネットの方が無難です。

サーバ博士は本当によく落ちるので使い辛いです。他のサーバを強くおすすめします。

cronの設定方法とかが各サーバ会社で統一されれば良いんですけどね。使い勝手がサーバ会社によって現状ではまちまちで使い辛いです。サーバ博士の場合、cronを実行する為にはシェルを用意してシェル経由でphpをキックする必要があります。

サーバ博士でcronを設定した時の手順です。

 

1.サーバ博士のPLESK10にログインする。

2.メニュー > ウェブサイトとドメインをクリック

3.高度なオペレーションを表示する。

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4.スケジュール済みタスクをクリックする。

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5.ユーザ名が一覧表示されるのでクリックする。

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6.新しいタスクをスケジュールするをクリックする。

 

7.実行間隔を指定する。

ここでは、毎時30分に設定する様に設定しています。

*を入力すると毎時・毎分という意味になります。

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8.シェルをキックするコマンドを指定します。

ここでは、 /httpdocs/hoge_user/kick_test.sh と指定しました。

 

kick_test.shの中身

#!/bin/sh

#PHP

/httpdocs/hoge_user/dummy.php

exit

この時に
kick_test.sh
dummy.php

 

の2つを必ず755の権限を与えておきましょう。そうしないとパーミッションエラーが出ます。WinSCP上からサーバ博士のサーバ上のシェル権限を変更としましたが、サーバ接続が何度も寸断されなかなか出来ませんでした。ユーザを片っ端から詰め込んで運用していのでしょうか。非常に重たいです。また、凄い頻度でサーバ博士は接続が切れます。安定運用であればさくらインターネットの方が良いかもしれません。

ただし、さくらインターネットはサポートがアホ過ぎます。難しいところですね。

 

9.cron(クーロン)が実行された場合に、メールを通知する様に設定します。 設定 > スケジューラ通知 > 指定したメールアドレスに送信 > OK

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