「LINUX」カテゴリーアーカイブ

LinuxディストリビューションのUbuntu(ウブンツ)をインストールした時のメモ書き


Ubuntu(ウブンツ)を自作PCにインストールした時の個人的なメモ書きです。

色々なディストリビューション(Linuxで言うところのOSみたいなもの)がありましたが、評判が良かったUbuntuをインストールしました。

これまでCentOSなどは使った事がありましたがUbuntuは初めてだったのでちょっとワクワクテカテカ♪

1.UnetbootinとUbuntuのISOをダウンロードする。

Ubuntuの公式サイトからISOをダウンロードします。

Unetbootinとは、LInux(Ubuntu)のISOをUSBメモリに焼く為のソフトです。

DVDにISOイメージを焼く時には、ImgBurnを使いますが、Linuxのディストリビューションの場合には、このソフトを使います。

Unetbootinの公式サイトにアクセスしてDonwload(Windows)をクリックするとダウンロードが始まります。

ubuntu-18.04.1-desktop-amd64.iso

約1.9GBの容量があります。

余裕をもって10GB以上のUSBメモリを用意しておきましょう。

アマゾンでは1000円ちょっとでTranscend USBメモリ 16GB USB3.1が手に入ります。

2.ダウンロードしたISOをUnetbootinを使ってUSBメモリに焼く

ダウンロードした

unetbootin-windows-661.exe

をキックして起動します。

起動すると

ディストリビューションとディスクイメージの2つの選択肢があります。

ディスクイメージにチェックを入れます。

続いてその右側にある[…]をクリックしてダウンロード済のLinuxのISOファイルを指定します。

タイプ(T)  → USBメモリ

ドライブ→ 〇〇〇(各自の環境によりドライブ名は異なる)

となっている事を確認しOKボタンを押します。

USBメモリへ書き込みが開始します。

この画面が表示された焼き込み完了です。

 

 

 


Linux(リナックス)上でよく使うコマンドのメモ書き


Linux(リナックス)上でよく使うコマンドのメモ書き

更新日:2023/7/22

不定期に纏めていきます。メモ書きなのでもし間違いなどがあれば詳しい方はコメントにて教えて頂けると助かります。私のメモ書きサイトですのでコメントは承認制となっていますが、確認の上コメントを表示する様にします。

ディレクトリの属性ごとまとめてコピーする。

cp -a 20160910 20160912

cp コマンドに-a をつけてコマンド発行する事によって 20160910ディレクトリおよびその中に含まれるファイル群の属性も含めて全てを20160912という名前で保存するという命令になります。

カレントディレクトリのパスを確認する

pwd

カレントディレクトリから別のディレクトリに移動する

cd {移動先のパス名}

ディレクトリの削除

rm -rf {削除したいディレクトリパス}

-rf をrmコマンドにオプションで付ける事によって削除時の確認メッセージが表示されなくなります。確認メッセージが表示されずに丸ごと削除されてしまうのでコマンド発行前に十分対象パスはあっているのか確認する様にしましょう。

現在時刻を任意のフォーマットで表示する

date

Tue Aug 8 15:51:59 JST 2017

英語表記で日時が表示されます。

指定した書式で時刻を表示する事も出来ます。

例えば、

date “+%Y/%m/%d %H:%M:%S”

で実行すると

2017/08/08 15:52:40

と表示されます。その他にも色々と書式フォーマットを指定して出力する事も出来ます。

シェルスクリプトを実行する

kick.sh をTeraTerm上で実行するとします。

その場合には、シェルのある場所までcdコマンドで移動して

./kick.sh

と入力し実行します。

ポイントは、シェルスクリプトの前に「./」を付けて実行するというところがポイントです。

cronの設定状況を確認する

crontab -e

しかし、コマンドラインでチマチマ設定するよりも、cPanel上でcron設定した方が手軽で良い。

なお、crontab -eで表示された画面を閉じる場合

画面下に色々な表示がされているが

^ というのはControlボタンを表している。

終了する場合

Control + X

を押す。

サーバの日時を1秒間隔で表示する

watch -n 1 date

cronを設定し指定した時刻になったらcronが走る事のチェックをしたい場合などに役立つ。

日本時間で現在時刻をモニタリングする

watch -n 1 ‘TZ=Asia/Tokyo date’

このコマンドは1秒ごとに日本時間(JST)で現在の日付と時刻を表示します。Asia/Tokyoは日本のタイムゾーンを表します。

コマンドを実行すると、現在の日本時間が1秒ごとに更新されて表示されるようになります。

Linuxのプロンプト(ログインした時の左側)を短くする方法

通常Linuxにログインすると左側にログインユーザなどが表示されて入力画面が長く邪魔です。そんな時には、プロンプト表示をカスタマイズします。

Linuxのプロンプトの表示をカスタマイズするために、環境変数PS1を設定します。

PS1=”#”

これでログイン時の表示が # だけになりすっきりします。

利用中のLinuxのOSのバージョンを確認するコマンド

uname -a

 


さくらインターネットのVPS(512プラン)の使い方①


さくらインターネットの共有サーバはいろいろと制限が多く使いづらいので、VPSサーバを使ってみる事にしました。実際に使うにあたってのメモ書きです。

 

初期契約時に掛った金額です。

さくらインターネットVPS(512プラン)の申し込みをしたのですが結局、初期費用という名目で2,450円かかりました。

現在ノウハウツリーは、さくらインターネットの共有サーバで動かしていますが、この記事を見たらさくらインターネットに文句を言われるかもしれませんね^^b

sakura-vps-fee

さくらのVPS(v4) SSD 512 TK02   1,370

初期費用(さくらのVPS(v4) SSD 512 TK)   1,080

合計(税込み) \2,450

実際にさくらインターネットのVPSを使える様にする為の準備を行います。

 

1.

最初にVPSコントロールにログインします。

会員IDでログイン

IPアドレスでログイン

と2つのタブがあるのですが会員IDでログインを選択します。

 

2.

ログイン出来たら起動をクリックしてサーバを起動します。

初期状態ではサーバが起動していないので必ずこの操作が必要です。

vps-1

 

3.

質問メッセージが起動します。

起動してよろしいですか?

サーバを起動します。よろしいですか?

起動するをクリックする。

 

4.

OSをインストールする。

OSインストールをクリックすると次の3つが選べますがここでは、標準OSインストールをクリックします。

標準OSインストール

カスタムOSインストール

ISOイメージインストール

 

vps-2

 

5.

標準OSインストールという画面が起動します。

注意事項が表示されます。

さくらのVPS – コントロールパネル


Eclipse上でTeraTermの様にコマンド発行をする方法


Eclipseでソースコードを修正し、Eclipse上でTeraTermの様にコマンド発行をする事が実は出来ます。結構便利な方法なので覚えておきましょう。

1.

リモート・システム・エクスプローラーを開きます。

 

2.

対象のディレクトリの上で右クリック > ターミナルの起動(L)

eclipse-1

 

 

3.

ターミナルのタブがEclipse上で開きます。

あとは、Linuxコマンドを発行する事でTeraTermで行う様なコマンド発行を自由にする事が出来る様になります。

eclipse-2


TeraTermから直接PHPスクリプトを実行するには?


通常PHPスクリプトはブラウザから

http://***/test.php

とアクセスする事により実行しますが、バッチ処理等でPHPスクリプトをコマンドラインからサクッと実行したい事があります。

その場合には、

TeraTermを起動し

php  {対象スクリプト}

php execute_hoge.php

と入力しEnterを押せば完了します。

実に簡単です。


WinSCPでディレクトリを圧縮する方法


TeraTermで圧縮コマンドを発行しなくともWinSCPで簡単に圧縮する事が出来ます。

WinSCP上でディレクトリを圧縮する手順

1.対象のディレクトリの上で右クリック

2.カスタムコマンド(C)

3.圧縮形式を選ぶ

 

winscp

 

 

なお、FFFTPを使っている人は今すぐにでもWinSCPの利用に切り替えられる事をおススメします。セキュリティー的に脆弱です。

FFFTP 情報漏えい

FFFTP セキュリティ

等のキーワードでぐぐってみると良いです。


基本認証(ベーシック認証)を設定する方法


基本認証を使えば、簡単にアクセス制限を掛ける事ができる

セキュリティー維持の為にも、サイトに基本認証をかけてID/PASSを知らない人にはアクセスをさせない様にします。

まだ、開発中のサービスなどは外部に公開をしたくないといった事があると思います。そういう場合に重宝されるでしょう。

基本認証(ベーシック認証)を設定する方法

 

1.基本認証を掛けたいディレクトリに移動します。

cd /home/hoge_user/www/hoge_dir

2..htaccessファイルを作成します。

AuthType Basic
AuthName “Enter Your ID and PASS”
AuthUserFile /home/hoge_user/www/app_test/.htpasswd
require valid-user

WordPressの仕様上、「AuthName」のダブルクォーテーションが全角になっていますが、使用するときは半角のダブルクォーテーションに書き換えてください!ダブルクオーテーションで囲ってしまうとエラーになります!

更新日:2023/5/16

 

AuthName には、基本認証ダイアログが起動した時に入力を促すメッセージを入れます。

日本語の場合には文字化けしてしまいます。

英語でメッセージを入れると良いでしょう。

 

3..htpasswdファイルを作成します。

ユーザ名:(暗号化された)パスワード

基本認証で設定するパスワードは以下の様なサイトを

使って作成すると便利です。

.htaccess による認証用 パスワード暗号化ツール

http://www.luft.co.jp/cgi/htpasswd.php
すぐに使いこなせる Linux超入門 (日経BPパソコンベストムック)
本来は、ユーザ作成、パスワード作成をCUI上でコマンド発行で行います。

 

.htpasswdファイルには

ユーザ名:{暗号化されたパスワード}

という形式になります。

★捕捉★
.htaccess
.htpasswd
のファイルはWindows環境では作成が出来ません。Windows環境ではファイル名の頭が「.」(ピリオド)から始まるファイルを作成出来ない為です。よってローカルのWindows環境では
test_1.htaccess
test_2.htpasswd
という風に名前を仮置きし編集を行いWinSCPでサーバにアップロードします。その後、サーバ上でリネーム
test_1.htaccess  → .htaccess
test_2.htpasswd → .htpasswd

した方が手っ取り早いです。viを使ってTeraTerm上から変更も出来ますがやはり面倒ですしね。

基本認証ダイアログが起動後にユーザ名・パスワード入力をした時にエラーが出る場合の対処方法

海外サーバー(hostmonster)で運営中のあるサイトに基本認証を掛けてみました。

.htaccess

.htpasswd

両ファイルとも設定値・設定方法ともに合っているはずなのに、なぜか基本認証のダイアログ起動後に、ユーザ名・パスワードを入力すると

Internal Server Error

というエラーが出るという事象にドはまりしました。

かなりはまったのでメモしておきたいと思います。

基本認証でInternal Server Errorが出た原因

原因は、.htaccessファイルの中で.htpasswdファイルのパスを指定しますが、そのパスの指定をミスっていました。

私の場合、契約したhostmonsterの設定が特殊で

ドメインを割り当てているパスがWinSCP上で見ると

/public_htmlになっていました。

/public_html/.htaccess

/public_html/.htpasswd

 

この様に2ファイルを配置したのですが、.htaccessファイルの中で.htpasswdファイルのパスを

AuthUserFile /public_html/.htpasswd

と記載していたのですが、このパスの指定が間違っていた訳です。

 

DOCUMENT_ROOT/public_html/.htpasswdと指定し直したところ正常に基本認証が動作する様になりました。

AuthUserFile {DOCUMENT_ROOT}/public_html/.htpasswd

DOCUMENT_ROOTの確認方法

基本認証をかけるパスに

test.phpとスクリプトファイルを作成します。

そして、以下コードを記述します。

<?php

phpinfo();

?>

ブラウザからアクセスすると

Environment

の中に

DOCUMENT_ROOTのパスが表示されている事が確認出来ます。

WinSCPで開いた時には

/home/{user_name}

までのパスが省略して表示されていました。

この省略されたパスを使って、.htpasswdファイルへのパスを.htaccessの中で指定していた事がInternal Server Errorの原因でした。

パスワードファイルを指定する場合には、には、phpinfoでドキュメントルートのパスをしっかりと確認して指定する様にしましょう。

さくらインターネットでは、WinSCP上でも正しいパスが表示されます。

hostmonster(海外サーバー)が何か特殊な設定をしている様です。

2023/5/6更新

久しぶりにとある運営サイトに基本認証を設定しアクセスしようとしたところ、この様なエラーが出てちょっとはまりました。

Internal Server Error
The server encountered an internal error or misconfiguration and was unable to complete your request.

Please contact the server administrator at webmaster@{hogehoge_test}.com to inform them of the time this error occurred, and the actions you performed just before this error.

More information about this error may be available in the server error log.

Additionally, a 500 Internal Server Error error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.

解決策をメモっておきます。

このエラーが出ていた原因は

AuthType Basic
AuthName My Authentication
AuthName “Enter Your ID and PASS”
AuthUserFile /home3/cannacl7/public_html/.htpasswd
require valid-user

このAuthNameの「”」を半角で入力すべきところが「”」全角になっていた為です。全角のダブルクォーテーションを半角にしたところ正常に動作する様になりました。